時々はぼんやり考える

ライブの感想など

171221・24/ユニコーン 若返る勤労

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2017年はユニコーンのデビュー30周年でした。そのうち半分以上の時間は休んでたわけだけど、5人ともミュージシャンとして活動してたということで讃えるべきアニバーサリー。こんな機会だからか色んな人のユニコーンとの馴れ初めを読んだ気がするので便乗して以下自分語りします。2004年にOTのソロ曲を聴いて「かっこいい」ただただその一点だけでファンになり、OT関連を調べてユニコーンのことを知った。その頃からソロとユニコーン両方の曲を集めて聴いていたので自分の中に持っていた音楽の世界が一気に広がった感じで楽しかったです。誰がボーカルの曲とかこだわり無くキャッチーな曲が好きで、クセのある曲は敬遠してたかもしれないw映像を見れば、女の子に騒がれて黄色い歓声を浴びているのが当時のOTからですら想像できなかったし、OT以外のメンバーの現在を知らなかったので空想上のバンドみたいな扱いだった。特にあべちゃんはなんか凄いインパクトだったので伝説の人みたいに思ってて、MステでWAO歌ってるの見たときは衝撃だった。なんやかんやOTソロ崇拝人生を送ってたら2009年にユニコーンが再始動して、2008年の活動が最高だっただけにソロ活動どうなるの?????って思った。それまでSNSとかも見ておらずOTってもっと地味でニッチな層に受けるミュージシャンだと思っていた(失失失失礼)のでいきなりアリーナツアーとか戸惑ったしファンが怖えええということで2009年はツアー行きませんでした本当にすいませんでした。翌年に無事初ユニコーンを見てズブズブと現在まで至る次第。私が生まれる前から活動しているのに今現在もかっこいいその姿を見せてくれていることに感謝と尊敬しかありません…!ラブ!(軽い)。若返る勤労と銘打ってるからには旧曲盛りだくさんかな~いやそんな定番なアニバーサリーライブしないよな~と、映像の中でしか会ったことのない若かりしユニコーンに思いを馳せるのでした。

 

名古屋と大阪二日目に行ったけど名古屋の記憶ほぼ無い!!以下ライブの感想、だけどスカパー生中継の録画を焼いていただいたのでほとんどそれを見ての感想です…。

 

01.雪が降る町
初っ端からクライマックスな雰囲気を出される。ライブの終盤みたく「ありがとー」と叫ぶOT。明るい白い照明に包まれて、「世の中はいろいろあるからどうか元気で、お気をつけて」と歌われる。何から、って言えないけど、とても救われた気分になる歌詞とメロディ。

 

02. はいYES!
生で聴いたときに、何か違和感があるなあと思っていたらOTボーカルの箇所をあべちゃんが歌っていた。その場では全然気づかなかった。二人でパートを分け合って歌ってるのとか、歌声の移り変わりが好きなのに…なぜそうした!まあいいや今回の特別バージョンということで許してやるか…!OTの地名叫ぶやつ聞けた。

 

03. パープルピープル
んああああ好きな曲ダー!!!!蘇る勤労に行ってない者からすると少しでもシャンブルの空気感を感じられて嬉しかったです。OTの歌い回しが微妙に音源と違うところがsuki…単に音源を忘れたのかライブバージョンなのか…。「♪あんたを誘って」の歌い方狂おしく好き。川西さんの書く詞はとてもグッとくる。4人でラップ回すとこでたまらんなあ…名古屋ではえびちゃんが歌い出した瞬間、声が高すぎて周囲がざわついた思い出。

 

04. ハヴァナイスデー
今回のセトリの中でだいぶお気に入りです。OTが、この曲を歌うに相応しい歌手になってる!という感じが好き(?)、役に入り込んでる感じを、ずっと見ていたい。軽快なロックンロールはただただ最高。「♪ディスコ行ったらVIP扱い」の部分は音源通りに聴けたのが地味に嬉しかった(Zツアーではこの部分で何か喋ってたよね?)。「♪男はつらいぜ、世界がわたしを呼んでる」から「♪ハヴァナイスデー」に繋がる部分の演奏と、人差し指立てて腰クイッてやるOTの動きが好きすぎて何回も見た。

 

05. Hystery-Mystery
若返るってこういうことか!と思った曲。選曲ーーー!選曲誰ーー!!!!!生で見たときはファーっっっwwwとなってひたすら跳んだり腕上げたりしてた記憶しか無いんだけど改めて映像見たらOTがめちゃくちゃかっこいい…だと…?!?!?!?!何モニターに足掛けちゃって…両手でハンドマイク持っちゃって…ええ…(困惑)お客さんに歌わせるところも満点じゃん…これが欲しかったんダロ?みたいな????名古屋では「♪危ない夜を感じさせてあげる」の後に大きく手を広げて「感じさせてあげる」感というか「感じさせてあげる」という心意気ががすごくてしんだ。教祖様みたいだった(?)

 

06. サービス
スタンドマイクをね、ずーと持ってるよね…両手でさ…ずーとゆらゆらしてるよね…うん…今死んでも悔いは無い…みたいな感情だった。「♪このまま目を閉じて~」からの美声好き。「後ろ向き、背中から、愛してる」ですかぁ………と噛み締めた。アウトロで佇んで「サンキュー」と締めるOTをどの感情で見たら良いのか分からない。当たり前のことかもしれないけど昔の曲でもイジらずに真剣に歌ってるのがかっこいい。(Hystery-Mysteryの「これがミステリ~」は若干いじってたが)

 

07. ロック幸せ
名古屋ではこの曲に入る前に、OTとかテシの喋りが終わらないからって川西さんが割って入ってきて曲を始めた、気がする。
幸せを振りまきながらお客さんに近づいて練り歩くらん川西さんに癒される。ハッピー空間。カニテシもカニエビもかわいい絵面だけとカニアベの画の破壊力が凄まじい。見つめ合って歌うとこでキレそうになった。最年長と末っ子だと意識するとキレそうになった。いろいろとキレそうになった。

 

08. 夢見た男
サイレンが鳴り、「待たせたな」で始まるエビショウ。当方\ダンスホールでワンマンショウ/とか\つつつ徒然ひひひ日暮らし/の低音コーラス大好きマン。ギターOTとベースあべちゃんが早々にふたり近付いて弾いてたのでアッやばいな?と悟ったそして事件は起こった。OTのマイクを使ってあべちゃんと2人で顔を寄せ合って歌っていました\ビップルームでワンマンショウ/くぁwせdrftgyふじこlp。一時停止したいけどライブはどんどん進んでいく。まじ~~~~勘弁(降伏の絵文字)。実質ちゅーしてた実質。証人は2000人以上います。ライブ中に心停止することってあるんだなあ……………お陰で最後の方をあまり覚えていませんがスタンドマイクを持ちながらジャンプするえびちゃんかわいかったです。いっぱいジャンプできるね。

 

09. オッサンマーチ
夢見た男とオッサンマーチは毎回セトリに入れてほしいくらい楽しいし実際入ってる。\テッシー/\テッシー/\テッシー/は耳障りがよい。あべちゃんが鍵盤弾くときの、弾いてない方の手は添えるだけ、みたいな手が好き(伝われ)。弾いてる方の手を讃えているような瞬間。

 

10. R&R IS NO DEAD
曲へ入る前にMC。ちょけてるOTと、一緒に笑ってるけど冷静さを保ってるあべちゃんの構図ええな???名古屋では、「お待たせしました、ABEDONの登場です」というような紹介を受けてから、なんだか素敵な旋律を一瞬奏でるあべちゃん。「曲が違うじゃん」みたいなツッコミを受ける。ハモりよいなーーー。

 

11. 鳥の特急便
前の曲の余韻を残したまま、前奏に入った。またこの曲が聴けるとは思ってなかったので歓喜…!周囲もワァッ…となっていた。セトリの中でも異色さが際立っていてぞくぞくしましたぞくぞく。歌声を聴きこぼさないように耳に力をグンッと入れた。

 

12. 薔薇と憂鬱
個人的に思い出深い曲。ユニコーンを知った当初もちろんOTが好きだったけどこの曲を歌うえびちゃんが大好きでしぬほどCDを聴いた曲でした。名古屋では「難しい漢字の曲をやります」と言っていた気がする。民エビテシのトリオで固まって弾くのは大変おいしい絵面。

 

13. ヒゲとボイン
聴けて嬉しかった曲1位。始まると「ありがとー!」と叫ぶOT、こっちがありがとー!な気分だよ?!?!\あなたはいつも仕事でしょ/を言うための人生だった。これ言えたら実質付き合ってるじゃん?眩い光の中で演奏する5人は神々しくて、ひたすら感謝してた。あー良い。

 

14. SAMURAI 5
この曲は最初の方でお客さんに背中向けてノリノリでギター弾いてるOTがひたすら最高愛おしい。そしてあべちゃんがイケボで爆イケ。「俺が海外線を…」のセリフを噛んでOTが「ちゃんと喋れ」と言ったときの低い声がゾゾッときた。名古屋では「海岸線」のことを「交差点」と言って「100円拾ったのか」とOTに言われる。ヒデキモノマネする。「(交差点じゃなくて)高速だよ」と訂正するOTも間違っている…。大きい旗を振る姿になんだか感動してしまった。

 

15. すばらしい日々
この曲を作った当時のたみおさんを抱きしめたくなったよ…。今こうして30周年(なお実働)を迎えているよと伝えたい。今ならこの曲を聴いても、これからも続いていくねって思える。

 

16. 車も電話もないけれど
大好きな曲しかないけどこれも大好きな曲。歌詞に「君」が出てくるときお客さんを指さすの定番すぎるけどOTがやると本当にずるい。「♪そこらの枯れ木に」まで強く歌って、「花が咲いた」は優しく歌うの好き。背中向けて、手で指揮者みたくバンドをあやつる。後ろ手でお客さんも煽る。

 

17. WAO!~イントロクイズ~ブルース~WAO!
去年のフェスセトリにWAOが入っていなかったので聴けてよかった。これがなくっちゃ、これがなくっちゃ♪(←ローカルCMのあの曲)(誰が分かるのか)。えびちゃんのかけ声メモ、名古屋が「赤味噌」、大阪は「二度漬け」。「♪いきなりワイプアウト」でもうそれが曲の一部かごとく演奏が停止、こちらももう何も思わない。始まるアベショウ…かと思ったら今回はイントロクイズだった。OTが音源の一部を流す、分かったメンバーはふるえるヤングコーンをマイクに当てて振動させる、正解したら\デデー/が流れて旗が貰える、不正解だったら\ぼーんーやりー/……だいじょうぶかこの空間?自分たちの音源でわちゃわちゃ踊るおじさん見てると脳が溶けていくのを感じました。出題のためにDJの腕を上げていくOT。名古屋ではご機嫌な感じで選曲中のBGMを自分で鼻歌していた。マイコーも歌ってた。たくさんかわいい発言があったけどありすぎて忘れた。ただ会話してるだけでいいんだよこのおじさんたちはよお…。クイズが終わって曲に戻るとき、あべちゃんが歌い出そうとしてるのにOTが骨ボキボキ音鳴らして曲が始まらないというくだりがしつこすぎて耐えられなくなるギリギリのところだったw(特に名古屋で)。テシ「腹たってる人もいるからね」。

 

18. サラウンド
包み込まれるような演奏。「まわるまわるイメージ。頭の中裏返ったり」などと歌われると心を見透かされているような気分になる。アンコールの最後にとても合うなあと思いました。

 

以下、名古屋のMCで覚えてることなどなど。

 

・30年前と比べて変わったねというお話で「特にテッシー」と言うOTに「いやあなただよ…!」という空気を一斉に出したお客さんわろた。
・「俺たちは自ら変わってるから」と言い訳(?)するOT。
・「川西コーチン」を発端に、「EBIふりゃー」「世界のいさむちゃん」「味噌煮込みABEDON」と名古屋メシに合わせて改名されていくけどOTだけ無くて適当に「シャチホコ」があてがわれた。
・3日間くらいやりたい
・イントロクイズに入る前、「舞台袖にわたしと同じ襟を付けた人がいますね」と言うあべちゃん。「スペシャルゲストです」とその人を呼び込むとヤックだった。
・執拗に「ヤックも分かる曲!」と出題するOT。曲は分かるけど曲名を知らないヤック。
・スパゴーの曲も出題されるがそれすらスッと答えられず、見てるこっちがヒヤヒヤしたw
・サックスでも出題するOT。ふにゃふにゃのサックス。ニュアンスでスカパラもやる(動きを付けて吹く)。
・あべちゃんだけでなくOTもテッシーも変声を使ってたけどやっぱりあべちゃんの声が一番かわいい。

・イントロクイズが長すぎて深夜12時過ぎのノリ
・おふざけが過ぎたあとに「やろやろ」と言って次の曲なりに進むときの切り替えが本当にすき…。
・それでもふざけ続けるパターンのときもすき。(何でもすき)
・OTの「メリークリスマス」とか「よいお年を」を聞けただけでチケット代元とれた感ある
・5人ともとにかくかわいいそしてかっこいい

 

もう書く気力無いので自分のツイートを貼ります。

 

短いツアーで普段と比べると参加できた公演数も少ないけど、濃厚なライブを見ることが出来たと思います。だんだん好きを表現することを放棄してしまってかわいい連呼みたいになって薄い文章で申し訳なかったですが、ユニコーンのライブを見た後はもうどう表現したらいいか分からないような感情になります。魅力がいっぱいです。この先もずっとずっと、ユニコーンを見ていきたいです。よろしくお願いします。