時々はぼんやり考える

ライブの感想など

TRICERATOPS 20TH ANNIVERSARY TOUR“ROAR×20”

トライセラの20周年ツアーとそのアフターパーティーと称した単独の野音公演。ツアーで行けたのは名古屋だけですが精一杯お祝いの気持ちでのぞみました。

 

【7/17】名古屋 club QUATTRO
King Of The Jungle
Shout!
TATTOO
GOTHIC RING
Groove Walk
SECOND COMING
ポスターフレーム
スターライト スターライト
Fall Again
2020
if
ラストバラード
Smoke
ロケットに乗って
Hayashi & Yoshifumi Groove
赤いゴーカート
GOING TO THE MOON
Believe The Light
Raspberry

 

この日は友だちがFCで取ってくれたチケットのお陰でわだしょう側2列目という、夢のようなとても良い思いをさせてもらいました。久しぶりに間近で見た唱くんはなんだか老けた?という印象。悪い意味でなく渋い、でもかわいいやっぱりかわいい。髪型がわりとスッキリしていて、耳に髪の毛が被っていなくて完全に耳が見えていたのでこれは珍しいんじゃないかと思っていた。茶色のスーツ(だっけ?)。ヒゲは伸びてはなかったけど濃かった?もうよく覚えてないや。ジャケットを早々に脱いでシャツ姿になったんだけど、汗で肌に張り付いておりわりとわいせつ罪だった。目のやり場〜〜。シャツが白いもんだからな〜〜!わしは悪くない!わしの眼球は悪くない!と思いながらあの白シャツと肌が合わさったような感じが目に焼き付いております。汗っかきだよね唱ちゃん。人間味溢れる感じでよかったです。生命!って感じ!(謎感想)。
今回聴けて嬉しかった曲は、まず「SECOND COMING」。久しぶりにやる曲で、この頃好きになってくれた人もいるんじゃないかな、ということを言って始まった。私はその当時からファンだったわけではないけど、この曲が入っている「A Film About The Blues」はトライセラのアルバムの中で一番聴いた気がする。このアルバムのかっこよさに夢中だったなあ……と聴きながらちょっと感慨深くなる。何であまりライブでやらないんだーこんなにかっこいいのに。「TATTOO」も「ポスターフレーム」も好きだなあ。キャッチャーだよなあ。ツボ鷲掴み。「Groove Walk」も絶対盛り上がるからよい、けど「♪そんな大して変わらないさ」のとこでお客さんが手拍子で「パン・パパン・フー!」てやるの超絶ダサくないですか?これいつも疑問。僕の脳みそのランキング上位に常にいる「Fall Again」ですが今回は弾き語りで披露されました。ひ、ひきかたりかあ〜〜〜〜とても素敵だったけどこれはバンドで聴きたかったけど嬉しかったです、次は是非バンドで…。そしてイントロ鳴った瞬間変な声が漏れてしまいました「Smoke」。しゃがんでアンプにギターを近づけて音を歪ませるのがかっこいかったけどそのしゃがんでる後ろ姿かわいかった…。もったりした演奏と歌い方で脳汁どばどば出た。本当この曲すこ…もっとこういう曲作ってくれないかな…。今ツアーで聴けて一番嬉しかった曲です。後半の曲全部アガったなあ。「Believe The Light」はもうイントロが優勝なんですよねえ。今回の長い長い唱くんのギターの見せ場はこの曲だったのでクラックラしました。もうちょーーーーーーーーーかっこいいの。ずーっとかっこいいが終わらないの、怖くなってくるよ。そんな超絶演奏を魅せてくれるのにライブの途中で広東語の曲(ポリスストーリー)とか歌ってくれるからトライセラのライブは最高です。そういえば美女と野獣の曲も歌ってたなあ。キーボードに座っていたので歌う横顔を見てきっと恍惚の表情しかしてない。顔溶けてたかも。


以下箇条書きでメモ
・「色んなタイミングでファンになってくれた人がいると思う」
・デビュー当時からファンの女性と今日初めて見る男性の連絡先を交換させようとする
・キューピッド役をやるような大人になりたいわだしょう。トライセラを通じて仲良くなった人とかがいると嬉しいらしい。
・「林のインスタを見てファンになってくれた人〜?」(やたらインスタにこだわる)
・唱「近況を話します」と言った後に即林さんに話振る
・林さんはガーデニングをしているが最近の大雨で植物をダメにしてしまった。「土母(どうも)」という頼れる肥料を使っても復活しなかったらしい。
・林さんの話を聞いているときの唱くんの笑顔よ…。ツボに入るとケタケタ笑いながら足パタパタさせるのほんと…。
・最近美女と野獣を見たわだしょう。ゆくゆくは映画音楽とかやりたい、ライブでバラードしかやらないバンドになりたい。そういうバンドに憧れる。
・ピアノを静かに弾きながら少し喋って歌に入るスタイルに憧れがあり、やってみる。素敵だけどなんか笑える。
・唱くんとよしふみさんがデタラメ広東語で会話。
・よしふみさんの名古屋弁。「でら盛り上がっとるがね」みたいな?忘れたがそんな感じで。
・「なんで自分ばっかり、と嫌な思いをすることもあるけど、まあそんなもんだよ」「そんな時はトライセラのCDなり…まあCDか。が力になれば嬉しい」というようなお話。

 

 

【7/23】日比谷野外音楽堂
King Of The Jungle
Shout!
SECOND COMING
GOTHIC RING
Groove Walk
トランスフォーマー
Over The Rainbow和田唱
Fly Away(和田唱
if
ラストバラード
GIBSONTRICERATOPS、仲井戸"CHABO"麗市)
New World(TRICERATOPS、 仲井戸"CHABO"麗市)
Smoke
ロケットに乗って
Hayashi & Yoshifumi Groove
マイケルジャクソンメドレー(TRICERATOPS小田和正
Fever(TRICERATOPS小田和正
スターライト スターライト
赤いゴーカート
GOING TO THE MOON
Believe The Light
Raspberry


シークレットゲストは全然予想してなかったけど(OTが×な時点で誰でもいいやって思ってたw)リハの音漏れを聴いていたら「GIBSON」が聴こえてきたので、「あっ察し」となった。チャボさんかあ…相応しいなあ…とか思いながらライブに挑んだけど、のちに小田和正さんまで出てくるなんで微塵も思っていなかったので出てきた時は噴いた。セトリはツアーの時の美味しい部分は残しといてもらえてよかった。チャボさんの演奏は、ギターに感情があってめちゃくちゃ弾いてもらえて喜んでいるように聴こえた。何回も唱くんと掛け合いみたいに弾いたり背中合わせになったり、いつまでも終わらなくて凄く贅沢な時間だった。「こういう大人になりたい」と唱くんが言っていた。「唱とよしふみはニコニコしてくれるけど林は表情が変わらなくて感情が分からない」というようなことをチャボさんに言われる林さんw林さんが見せ場の時に唱くんとチャボさんが一緒になって指さしてるのがかわいかった。「New World」はチャボさんが歌うと往年の名曲みたく聴こえた。かっこいいなあ。屋外で聴くSmokeはこれまたたまらんかった〜。林さんとよしふみさんだけの演奏のとき、よしふみさんが太鼓叩きながら自分の頭をコンコンコンと叩く仕草がとても愛らしかった。小田和正さんの声で歌われるFEVERが進化系すぎて笑っちゃうほどすごかった。なんと透き通った声。とても最高なライブだったけど一部のフリーダムなお客さんのせいで後半は少し疲れてしまった。野外だから気持ちよくなっちゃったかな???次からはチケットの取り方(今回一般で取ったので)考えます。バンドが20年続くという奇跡をお祝いできてとても嬉しかったです。これからもトライセラが居ないと困るのでよろしくお願いしたいです。今回唱くんがライブの終わりのMCで言っていた「そんなもんだよ」の言葉が印象に残っている。トライセラの人柄や音楽のイメージって明るくてキラキラした感じかもしれないけど、でもそれだけじゃなくてどこか後ろ向きな雰囲気も合わせもっていて、とても自分の生活に寄り添ってくれる音楽、という魅力がある気がします。ずっと聴いていたいのです。20周年おめでとうございました。今年はもうツアーなくて寂しいけど次の新しい活動を楽しみに待っている。