時々はぼんやり考える

ライブの感想など

201214/TRICERATOPS “THREE HORNS IS BACK 2020”

おらおらおらおらおらああライブへ行ったぜ。今の私は甚く強気だ。生命力み満ち溢れている。今年の2月ごろからチケットを取っていたライブはポツリポツリとお預けになり残念だけどしょうがないすわ、みたいな気持ちでした。それ以外は幸い深刻な生活苦などには陥っていないしもともと人と会って外で遊んだり飲んだりすることも少ないから普通に生きてるつもりだった。つもりだったのさ。2020年7月21日に私はPCの前で泣いていた。わだしょうの配信を見てたら(どういう経緯でこの配信をやったのか忘れた。デビュー記念日だったから?)サプライズで林さんとよしふみさんが出てきて喋ったりアコースティックで演奏したりしてた。お酒も入ってどうでもいいことを3人でずっと喋っているいわゆる最高配信だった。トライセラはなんとなくゆるやかに個々の活動が始まって言葉には出してないけど2年以上活動休止みたいな状況だったのにアレレ~~いま3人でいるな?“2020年”に3人が集まっているではないか。そりゃそうだ2020年だもの3人でトライセラトップスをやらないと。でもこんな世情だものね、簡単にはいかないよね、OK、3人が今日集まったことだけでも奇跡だ。しかと受け止めて明日への糧になりました。どうもありがとうございました…………と噛みしめてから約半年も立たないうちに私はZepp Nagoyaに行っていた。トライセラのライブ自体が久しぶりなのと、自分自身がライブというものに行くのが久しぶりなので感情がグッチャだった。自分に欠けていたものが急激に補われた。今までが普通ではなかったみたいだ。

 

唐突に備忘録。コロナ禍のライブ会場。
開場前に入り口付近をウロウロしていると、「アンケートフォームから回答を送ってください」との旨とQRコードが載った張り紙を見つけた。(張り紙!サイトやツイッターで告知されてないよな…?コロナ禍のライブではもう常識?到着がギリギリだったら焦るかも☆)「体調よいか?」とか「周りに陽性者おるか?」などのアンケートでした。そして名前とかメアドも入力して送信。折り返しメールが来るのでその画面を入場時にスタッフに見せなければ入れないらしい。一発目は折り返しが来なくて焦りましたがメアド変えたら来ました。これスマホとか通信環境がトラブったら入れないのかな…?事情説明したらいけるんか…?入り口前でしばらくスマホ操作してる人が結構いたのでスムーズに出来てない人もいたんじゃないかなあ。そしてこの日は昨日までと打って変わって極寒だったので外で色々支度するの辛かった…。とにかく時間に余裕をもって到着しよう(自分に言い聞かせ)。スタッフにメールを見せて、紙チケットを見せ自分でもぎって捨て、手渡しでなく台に置いてドリンク代とドリンクチケットを交換し、消毒を促されて、入場しました。普段よりスタッフさんがたくさんいる。ご苦労さまです。開演中も換気のためファンが回っていて“““寒い!!!!”””この状況で半袖Tシャツはきつい。本人たちも寒がっていた(笑)。ドリンクカウンターでは欲しいドリンクを口に出さずメニュー表を指させとのことでした!言葉を奪われた世界みたいだった。座席はフロアに椅子をびっしり並べたうえで市松模様のように人が座りました。広々&視界良好。ちょっとさみしいけど。普段と違うところはこんな感じでしたかね……。長々書いてしまったけど何年後かにこんなこともあったねと思えれば良いねそれよりライブじゃよライブ!!!!!!!!!!!!!

 

暗い照明のもとで渋くておしゃれで最高に心地よい音が鳴って、確かにそこに3人がいた!初めて“音楽”を発明した人類のよろこび、みたいなものを味わった(?)。一発目はUNIVERSE!生演奏と生歌が刺激強すぎたのでこの穏やかだけど熱い選曲がちょうどよいというか、じんわ~~~~~~~~~~と染み渡った。なんてええ曲よ………。としみじみ思ったのも束の間、次WARPですよWARP!!!!WARPが聴けちゃったよおおおおおん。かっこよすぎてちょっとやばい、身体が制御できないような危険を感じた。タガが外れるかも?!?と思った。わだしょうちゃんがギターソロ弾いて得意げに腕を上げているよおおおおって自分に伝えたった。いや、自分ここにおるんだけどね、ちゃんと見て!?って言い聞かせてた。つまりまだフワフワしてる。GREEN軽快でわかいくて「♪会いに行くのさ」でこっちに手向けてくるの最高(相変わらず和田さんしか見てない)。次Raspberryで文字通りキターーーーってなった。もう聴けちゃうんですかどうしたいんですか私を(キレ気味)。でも歌えないのとコール&レスポンス出来ないのが寂しい。ここまでくると、ライブやってくれるだけで、演奏聴けるだけで充分!ってなるかと思ったけど、ちゃんと強欲だった。歌いたい~!「ロケットに乗って」やったよーーーーー!!!!!!!!!好きだーこれ好きだー!!!みんなも「これ好きだー!」て気持ちが溢れてイントロ鳴った瞬間にぴょんぴょん跳ね始めた笑。こんないい曲無いよ。「♪君と二人で」でしっかり指差しするTHEわだしょうを見られて嬉しくてにこにこした。最初から最後までマスクの下でずーーーーーっとにこにこしてた。ドラムもベースも最高すぎて何も言うことがない。アコースティックのコーナーとおしゃべりのコーナーも健在で言うことはない。何気ない会話が永遠にできて笑顔あふれる3人の関係性がずっと好き…。もちろん「2020」やってくれた。聴けた聴けた。これは格別。つかみどころのない雰囲気が「近未来」を表しているなあと感じている。不思議な魅力のある曲。2020年過ぎてもずっと歌っていきたいみたいなこと言ったの嬉しかった。「MIRROR」演奏かっこよすぎ。永遠に聴いていたい。レスポールのヒリヒリする悪い音に恋してる。ひっさびさに聴いた林さんとよしふみさんのセッションもたまりませんなあ。ベースもドラムも生きてるんですか?ってくらいイキイキとした音を感じるというか、喜んでるように感じる。このセッションが終わったらアゲ曲詰め込まれてどんどん盛り上がってくって知ってんだーーーーーー!!!ばれてんだーーーぃ!!それがトライセラのライブだから!!!!(大の字)そしてやばメドレー始まった。GROOVE WALK、Fall Again、彼女のシニヨン、赤いゴーカート、ROCK MUSIC、、、てセトリがあまりにも私好みで混乱した。卑屈で捻くれ者でつねに逆張りで生きている人間だからいやいやこんな良い事が続くわけない……!!と思いながら(心で)歌って叫んで泣いていた。改めて名曲しか無い。とくにFall Againはトライセラの中で一番好きな曲なのでちょっと声出ちゃった。許して。目の前で演奏されている音楽に身をゆだねて踊るのが楽しすぎてライブ終わらないでほしかった。なんだこの楽しい行為は、と思った。びっくりしちゃった。いろいろ経て(略すな)最後は「GOING TO THE MOON」でみんなで月に行って終わった。いやかっこよすぎ。曲がかっこいいとしか感想が無い。和田さんの顔が良いとかかわいいとかワンコみたいとか好きとか林さんが男前とかよしふみさんが好きとかあるが(結構いろいろある)、とにかく曲がかっこいいのでもうずっと永遠に活動してほしい。そしてまたライブ行く。それですべてうまくいく。色々喋ってくれて勇気づけられたり元気を貰ったりしたが、こんな世の中だからとか関係なく私はかっこいい演奏を聴きたいしそれで自分の不安を埋めたい訳じゃなくて「かっこいいのをくれ!かっこいいから!」というただの欲求。この日のライブは今日配信がありましたのでそれを見終わっての殴り書きでした。