時々はぼんやり考える

ライブの感想など

170923/中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2017

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お隣の県でのフェスです。今年最後のトライセラ見てきました。
このフェスが初めて行われた2013年とその翌年に参加、15年はチケット買ってたけど体調不良で断念、16年はトライセラ(とバイン)のツアーが被っており行かなかったので、今回久しぶりの中津川となりました。ステージの数もバンド数もお客さんも年々増えているようでしたが、私の行った1日目はそこまで混雑してる印象はなくて、わりと快適でした。2日目はお客さん多かったみたい。

名古屋からJRで中津川駅へ行き、そこからシャトルバスに乗って会場へ。なんやかんや家から2時間くらいかかりました。着いたらもう開場していたので、荷物をクロークに預けて11時からのSCOOBIE DOのステージへ向かいました。同時刻に別ステージでベボベがやるということで、そちらもとても見たかったけどスクビにしました…。軽やかでスマートでおしゃれな音楽と、コヤマさんの熱と動きのキレを堪能する。どこまでもイカしてるファンキー4。アウェイのベースがカッコ良すぎて朝一から絶頂を迎えました…。チューチュートレインみたいな動きとか、背中合わせで弾いて歌って、とか、コヤがマツキの襟の空いた間から手を入れて…?(ここから先は有料コンテンツです)みたいなやつとか、なんか色んなもの見せつけられて濃厚な時間すぎた…このバンドやばい。朝一から大満足のライブでした。スクビを選んで良かった。

次は2番目に大きいステージへ移動して、久しぶりに見るBAWDIESBAWDIESのことだからさぞかしお客さんでいっぱいなんでしょうなあ…と思っていたけどさすがの中津川、ステージに近くてもわりと余裕がある空間で快適でした。セトリはシングル曲ばかりでフェス用という感じ。中津川初出演ということで、初めて見るお客さんを意識していた印象。「バンド名は覚えなくても結構です」(オーバーに手を振る仕草)を繰り返すROYくん。「お得感たっぷりで」と言ってメドレーまで披露して、予想以上にお腹いっぱいになりました。楽しいことは分かってたけど楽しすぎた。13時くらいだったので暑くて朦朧とする中で動きまくって変なテンションになりました。HOT DOGを始める前に茶番(茶番とは)あり。「魔女卓(まじょたく)」と銘打って、TAXMANがホウキ(ギター)に乗ってパン屋さん(JIMちゃん)に行くという劇を見せられた。劇?。MARCYたゃは黒猫役だったけど何を喋ったか忘れた。パンにソーセージを挟めば良いじゃないというようなオチで劇が終わり、始まるHOT DOG。テンポ速すぎて訳分からんけど楽しい。アドレナリン出すぎててまともに聴けない。特に好きな曲はIT'S TOO LATEとSING YOUR SONGです。聴けて良かった。最後にROYくんが「ありがとぉ」みたいなこと言った時の声がかわいかった。中津川気に入ってくれただろうか。(うえから目線)

THE BACK HORNは初めて見ました。なにも予備知識無かったけどものすごい気迫を感じました、お客さんも熱い。同じステージで、次はトライセラバクホンが終わりお客さんがはけると同時になるべく涼しい顔をして(心臓バクバク)出来るだけスマートに上手の空いている前方に移動、最前の手すりを掴み、焦らず中央へ移動。すでに結構人がいたのであまり中央には寄れなかったけど、上手のスピーカーの前あたりにスタンバイ。この日一番の目的を成し遂げた気分になって張っていた気が少しゆるみました…。あとは待つだけという最高に気持ちのよい時間。ステージうしろの幕の隙間から横切るヨシフミさんがチラチラ見える。ヨシフミばっかり見える。笑。しばらくするとステージに出て来て、サウンドチェック。次に林さんも出てくる。隣のステージでやってるACIDMANの最後の一曲の締めと同時に、控えめにドラムをジャーンと鳴らすヨシフミさん。林さんもベースをボーンと鳴らす。ACIDMANに向けて拍手をするヨシフミ。袖から聴こえてくる唱くんの声。定刻前にステージに3人揃って、音を合わせ始める。groove walk、walk this way(エアロスミス)なんかをやってくれて、まだライブ始まってないのに曲が聴けて嬉しかった〜。ロケットに乗ってもちょっと弾いた気がするけど気のせいだろうか。あと鍵盤使う曲も。覚えてたはずなんだけど忘れました(ポンコツ)。定刻の17時になると、ちょうどどこからか時報で「夕焼け小焼け」が流れてきて、しばしそれをみんなで聴く。のどかで好きな時間でした。一曲目、future folderが始まった瞬間に気分がグンっと上がった感覚がライブ終わっても抜けない。スターライトスターライトでミラーボールが回る。野外フェスのステージにミラーボールがあるとか、トライセラの為に作られたステージかな?目の前のステージばっかり見ていてあまり気付かなかったけど、唱くんが「見てみなよ」みたいなこと言ったのでみんなで周りの景色を見渡すと、自然に囲まれたこの空間は、そりゃ開放感あるわそりゃ気持ちいいわって感じで、ずっとここに居たかったです。シラフの月の気持ち良さもいつもより倍増されておりもうふわっふわのとろっとろでした。ダメになる。このあたりで下手の袖にバインのたな氏が現れて、微笑みながら体を揺らしていた、わりとノリノリで、目がいくw。次の曲から鍵盤を弾くわだしょう。lady madonnaはもう持ち曲かな?途中までかと思ったらフルでやってくれたので嬉しかった。林さんが「パパパパー パパ パパパー」のとこ歌うとき目くりくりさせてかわいいのですよ。ifに入る前、鍵盤を鳴らしながら「初めて出したバラードです」(←?違うかも。)というような話をしてから歌い出す。前回のツアーで、「鍵盤を弾きながら語りを入れてからバラード歌いたい」みたいなくだりがあったと思うのですが、それを実践してるー!て思いました。これやりたかったやつだな〜、こういうのやりたかったもんな〜〜と心の中でにやにや…。milk&sugarの演奏のかっこよさもたまらんし、raspberryは名曲すぎるし、トランスフォーマーは楽しすぎるよ。ギターソロで上手側に出て来るときに私がいる位置との距離が縮まって、クラクラしました。一度味わってしまうともう現実には当分戻れそうにない、何も前を遮るものがなくステージが堪能できる位置で力の限り跳んでおりました。足がふわふわしていてどこまでも跳んでいけそうなくらい。気候も良くて解放感が気持ちよくて夢みたいでした。今年のライブ予定はもう無いということで、一曲一曲を噛み締め(聴き締め?)なきゃいけないと思いながらも楽しすぎてあっという間に時間が過ぎてしまう。あと、これは今となっては夢だったかもしれない出来事なんですが、トランスフォーマーの時に唱くんと目が合って、指をさされた!気がする。指というか腕?を一瞬私に向けて、目を見開く顔(唱くんがよくする顔)で合図してきた感じ。その顔がいまだに頭に焼きついている。びっくりしすぎたのと恥ずかしかったので(気のせいだ!気のせいだ!)と思い聞かせて目をそらしてしまったのでその幸せな時間を堪能できたのはわずかなんですが…そういう時に素直に反応できるメンタルを持ち合わせておらず…悔やまれる…。ライブ後に隣にいた友だちに「指さされたかもしれんww妄想かなww」と確認したらその子は隣を指してると感じてたらしいのでそれを信じておきます。あまりTシャツの人がいなかった中で20周年のTシャツ着てたおかげかな。あとからジワジワと実感して昇天。

トライセラ見た後はごはんを食べて休憩して、フラカン・真心・吉川さん(のサポートドラムの湊さん)を見て帰りました。フラカンは名古屋出身ということで、以前よしふみさんもしていた「名古屋市立の小学生は中津川に林間学校に来る」というMCをしていて勝手に親近感をいだいていた。真心はステージも衣装もバンドもかわいくて、夜で雰囲気むんむんで近くで見られて最高でした。想定していたより寒くなくてよかったし、満足度高いフェスでした!来年もここでトライセラを見たいです。