時々はぼんやり考える

ライブの感想など

奥田民生 MTRY TOUR 2018

自分のツイログを見て思い出した。去年の9月、その日はOTODAMAに来ていてユニコーンの番までそわっそわしていた。そんなタイミングでソロツアー開催のお知らせ。たみおさん働くなあ!!?!おい?!!て思った。まあでもアルバム出すからツアーはやるよね。キャパシティの狭い私の頭は今はユニコーンでいっぱいなのでちょっとその件は置いておこう、と思った。全通したい(無理)けど無理(無理)なので、でも久しぶりの、待ち焦がれたMTR&Yなので出来る限り行きたい…と6公演(三郷、神戸、中野、滋賀、名古屋、長野)申し込んで大金を貢いだところで若返るツアーが発表されてブホオっwwってなった。しかも期間的にはOTツアーの前。あなたのスピードやばくない?供給過多。

 

ライブに関しては甲乙付けられるわけがないんだけど、単純に楽曲だけで考えるとユニコーンよりOTソロの方が好みなんですね。OT成分100%なんだからそりゃそうだ。それらを聴きながら、この曲ライブで聴きたいなあ〜というのは常に考えて生きてます。んで、ソロのライブをやるときはM(湊雅史さん)T(民生さん)R(小原礼さん)Y(斉藤有太さん)ていうバンドでやるんだけど(知ってる)、バカテクじゃないですか(知ってる)。そんな頻繁に活動できないんですねこのバンドは。なんか凄すぎて。前のツアーが2015年かあ…。そんな素晴らしい3人のミュージシャンがOTの新しい音楽を奏でるためにまた集まったんだなあ…とか、ツアーをやる意味を考えると、嬉しくて楽しくてもったいなくていっそ行きたくねえってなります。いや、行きたい。行くけど。そしてこのバンドはユニコーンに負けず劣らずかわいいんです。最高。優勝。

 

やっと本題。ステージの後ろ一面がRCMRの部屋と同じレンガの壁になっており、下手にヘロさんが描かれた扉がある。登場SEの後にヘロさんのテーマ(勝手にそう呼んでる。RCMRの動画の始まりに流れるオリエンタルなSE)が流れて、扉からMTRYの登場。

 

セットリスト
01 MTRY
02 イージュー★ライダー
03 フリー
04 エンジン
05 KYAISUIYOKUMASTER
06 歩くサボテン
07 ミュージアム
08 サケとブルース
09 ゼンブレンタルジャーニー
10 海猫
11 白から黒
12 鈴の雨
13 イナビカリ
14 ルート2
15 俺のギター
16 いどみたいぜ
17 最強のこれから
18 ヘイ上位

アンコール
19 愛する人
20 解体ショー or さすらい

 

曲目ごとの感想


MTRY
何回も何回もCDで聴いていたけど、生演奏だとこうも曲が活き活きとするのか!と衝撃を受けた。このバンドの演奏やばいと察した。一発目から楽しすぎてぞわぞわして顔のパーツ全部落ちた。「期限はまだあるか」の後にイエーーイと叫ぶOT。それまでのふわふわした体に雷が落ちたようで、うわあああOTのライブに来たんだ!!と実感する瞬間。湊さんのドラムを聴くと「ドラムが華だ」にとても説得力がある。

イージュー★ライダー
ああ最初のほうに王道曲やるパターンねwwとにやにやしてたらお客さんに歌わせるパターンだった。はじめてのパターンで戸惑ったけど公演が進むにつれて浸透していき、みんな最初から本意気で歌っていた。歌って、と手で合図したり拍手的な動作をするTは珍しくて面白かったけどでもあなたの歌声が聴きたーいな?「♪名曲を」の「めー」だけ歌ったり、歌詞の途中の一音だけ歌ったり。2番からは歌ってくれた。ゆうたさんのハモリが力強い歌声で好きだった。

フリー
「せーの」とか「さんはい」とかそういうユルめの合図で始まることが多かった印象。お客さんも「ははは…^^」みたいな雰囲気でぬるっと聴き始めたけど始まったのがこの曲だったから「いやそんな場合じゃねえ」て切り替えて、聴く体勢を整えるのが全員から感じられた。2018年に聴くフリー、まーた進化してた。こんな渾身の一曲みたいなやつを3曲目にさらっとやるのがかっこいいや…。叫ぶとこも声伸ばすところも間奏のギターも全身全霊で受け止めたかったけど受け止めきれないので、ただ聴いていた。OTの荒ぶった叫び声でこちらの息も荒くなる。めちゃくちゃにされた(言い方)。

エンジン
照明が暗くなってイントロが鳴った瞬間に砂埃見えた。荒野だった。陽炎見えた。MTRYの生演奏で聴くともともと名曲が名曲度120%だった(どう言えばいいかもうわからん)。歌詞のひとつひとつが心に刺さりまくるし情景が見えすぎてVRかな?この曲がOTの最新シングルだと思うと未来明るすぎない?最後の「時を超えて」で声を伸ばすことろ、どこまでも声がとんでいきそうで思わず天井を見上げる。むちゃくちゃ綺麗な声。ここでOTが上を向いて目をつぶって声を出しながら、手元を見ずに次のギターのフレーズを弾きだすところがむちゃくちゃ大好きでした。

KYAISUIYOKUMASTER
今ツアーの優勝曲。OTがだーいすきな曲。知ってるんだぜ?礼さんのカウント、ぐるぐる動くカラフルな照明、ギターに身を任せたような軽快な動きで前奏でもう楽しすぎて色々こみ上げる。やばい。飛んだり跳ねたり足あげたりで、もじゃもじゃも上下にふわふわ揺れる。テンポもグルーブも低い声のコーラスも全部計算されてるかのような心地よさ。もはやフィーリング音楽。もちろん最後の「すぐ飛んでくー」で声張り上げるところが聴きどころなんだけど、音源では「くぅー↑」て感じで助走つけて高い声出してるような印象だけど、今回は一番高い「くー」がいきなり喉から飛び出してきたように感じた。伝わってる気がしない。とにもかくにも喉すげえ。毎回鳥肌ポイントでした。

歩くサボテン
前奏、ゆうたさんのキーボードと湊さんのドラムの音に身を委ねて体を動かすOT。この曲もVR。意思を持っているようなドラムの音を聴くと、サボテンが歩いてくる景色が見える。締めの一音で太鼓叩き割りたいのかな?て思うくらいの音を出す湊さん好き。その余響がしばらく宙にただよっていた。

ミュージアム
パカパカした軽快なキーボードの音が楽しい。「いつか伝説になって〜」からのポポポポ鳴るベースの音も楽しい。楽しくてニコニコ聴いていたらあっという間に終わってしまう。

サケとブルース
今回のツアーで一番喉に負担がある曲、とOT。みんなそれぞれ演奏がフリーダムだけどまとまるの気持ちいい。ズレそうなギリギリ、いやズレてるのかな?「俺はブルースを歌うのさ 横丁DAY」の横丁のところに毎回地名を当てはめて歌っていた。

ゼンブレンタルジャーニー
本気系の曲(や、全部本気なんだけど)。「カバン上着車〜」からの照明がかっこよくて気分上がった。「旅に出ようぜ イエ〜」の「イエ〜」が食い気味で「旅に出ようぜエ〜!」て叫ぶところ好きだった。

海猫
「昔の曲をやります」とか毎回なにか一言言ってから始めていた。なんだろうな〜と思っていたら海猫だった。ううみねこ…?!umineko?!?と曲を認識したら頭が混乱した。聴けるとは思ってなかった。その歌声に、体が宙にぷかぷか浮いたような感覚。身を委ねた。間奏のこそばゆいギターを聴いていると雨の中無機質な部屋にOTと2人きりみたいな感覚になった(夢女)。お〜とかう〜とかララララ〜で歌うところが素敵すぎてここで人生を閉じたかった〜fin〜

白から黒
ステージの背景に影絵が映ってMVの世界に入り込んだような気分。ここがどこだかよく分からなくなる。演奏も歌声もキレキレで世界観だった世界観しか無かった。間違いなくOTのライブでしか体験できない時間だった。「届けてしまえばどっちでもいい」の「どっちでもいい」の歌い回しが音源と違ってウヒョーてなった。アウトロはマイクから少し離れて歌声を小さくして、セルフフェイドアウトしてた。

鈴の雨
鈴の雨さん!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!サボテンミュージアム以外の曲は基本的に全部ギャー///てなるんだけど鈴の雨が始まった時はいくらなんでも良すぎないかこのセトリ良すぎないか!!と思った。これ歌ってる時のOTを思うとギュンッッてなりませんか??「ウォーー」のとことか。こんなお経みたいなメロディなのに演奏と歌唱力で心えぐられまくる。ギターソロの音を翻訳したい…何を訴えてきてるのか分からなくてもどかしい〜〜でもそれが儚いし尊い。個人的に心のしこりがって、あんなに重苦しい雰囲気で「雨のせい」と歌い始めるのに最後は「雨のおかげ」と歌っていることになんだか救いを感じました…。何回も音源聴いてるはずなのにライブで聴くと感じ方が違ってOTにすべて見透かされているような気分になります…。

イナビカリ
イントロ鳴る前のバラバラバラバラみたいな迫ってくる音で察し、はいキター!とテンション上がる自分と、ということはもうすぐ終わるなー、と冷静な自分がいる。はー楽しい。全員がウキウキしてんのが分かるもんなー。一気に世界が開けたように照明が明るくなるとこが好き好きの好き。希望しかない。音楽に救われている感がすごい。軽快にギター弾いてクールに歌ってるとこからの雄叫びに向かう途中の空気感がたまらない。外さないて分かってるから「ア〜来るー来る〜!」て思うジェットコースターみたいな曲。

ルート2
イントロが優勝な曲。始まり方男前すぎん?一音一音が重たくて太くてずっしりしていて最高にロッケンローではないか!理想のライブすぎてトリップしてきた。爆音でキレキレで完璧だった。よくわからんけど歴史の教科書に載るべき出来事だと思った。

俺のギター
ツェッペリンのあれのイントロをやって、お、快楽ギターか?お?お?て思ってたら俺のギターだった。ぶち上がった!脚力が無限になったか気がして跳びまくった!感情全部出た!「♪やさしく弾いたら小さい小さい」からが、CDで聴いてる時点でどら楽しいのに生で聴くと激ヤバだった。正気じゃいられなくなるかと!ある意味短い曲でよかった!この曲の好きなところは、ギターを「弾く」だけじゃないの、今日も明日もギターを抱えて「歌おう」なの!歌が必要なの!OTには!(熱弁)

いどみたいぜ
またあのイントロをやって、次はいどみたいぜだった。快楽ギターを想定してたからなんだか新鮮だった。これもカッコエエ曲だけど変な曲だなー!!はあしみじみと。色んな要素入りすぎてて感情が忙しい。「いどみたぁあぁ〜〜〜〜ぃ」と伸びやかな声を取りこぼさないように全部集めて持って帰りたかった。

最強のこれから
もうここで人生を閉じよう(決意)てなったよね。すぐ人生を閉じたがって申し訳ない。フリーと最強のこれからは一緒の日にやったらいかんって言ったでしょ!!!!心臓への負担が!!!!この曲のときはもうただただ自分の崩れ落ちそうな体を抱えるように手をグッと握ってたみおさんを凝視してた。歌詞=歌い手の心情なんて思ってはないけど、OTに「これから」という気持ちがあるんだなーーと感じずにはいられなくて、尊さしかない…涙出る…出た…。最後の「これからぁー!」はもう言わずもがな。すごすぎてこわい。理解を超えている。すごい。

ヘイ上位
消耗が激しくて気持ち切り替えられないwけどアッこれ最後曲だなーと思って毎回必死に聴いていた。背景に英訳された歌詞がグラフィティ風に映るのがかわいかった。「白い雲ももも」とセルフエコーしてるのがかわいかった。

愛する人
今セトリで一番嬉しかった曲。まさか聴けるとは思ってなかった。個人的にずっと聴きたいなーと思っていたのと、29から何か聴きたいなーと思っていたので、ヒョアーみたいな声出た。イントロでブワーって鳥肌たった。ただただ良い曲〜〜〜!!!!て噛み締めてました。「陽がまた昇る」で上手のオレンジのライトが下から上へ照らされて、「また陽が暮れる」で下手のライトが上から下へ消えていくというそのまんまの照明がみょ〜に素敵だった。あの世界住みたい。キーボードソロ時には毎回ステージ中央のソファにOTと礼さんがお座り。

解体ショー
白い明るいライトが会場全体を照らす。この選曲はずるい。「君んとこに行くまでだんだんすごくなるよ」はえげつないずるい。ずるい。あれを聴いた瞬間に「まだ行ける公演は…?!まだチケット取れるかな…?!?!取れるな…?!」てなる。勝手な妄想だけど「終わってしまうよ」に寂しさがこもっているように感じて心臓がキュッ。MRYがコーラスしてるのも尊い。んで最後の「かばんに詰めてちゃんと持っている」の破壊力すごい。持っていってくれてるんだなあ…!!感謝しかないMTRYに圧倒的感謝。

 

公演ごとの感想

 

180414/三郷市文化会館
待ちに待ったMTR&Yのライブ、久々すぎて体慣れてなくて、とにかく凄さにずっとびっくりしてた。破壊力すごかった…ライブが進むにつれてなんでまだ私の体残ってるんだろう?立ててるんだろう?と思った。すぐそこで声出してそれが私の耳に入ってきてるって不思議だった。そんなすごいこと他にない。あと、わしの本名が三郷と同じ音なので地名叫ぶ箇所で端的に言ってしんだ。比喩じゃなくしんだ。ツアー終わってから分かったけど私が行った6公演のなかではこの日が一番何回も地名叫んでた。追いしんだ。あと、「いてくれればいい」という名言が爆誕。ライブの見方についてのMCにて「手あげなくてもいい、背中向けて聴いててもいい、胡座かいて聴いててもいい」て流れで最後に「いてくれれば」と、キラーワードすぎて全員が息を飲んだのを察知した。初日ということでMC多めでした。

 

180512/カルッツかわさき
この日はチケット外れて諦めかけてましたが直前でお譲りしていただくことができ、無事参加しましたOT53歳の誕生日!「52歳から53歳になる気持ちが分かりますか…ゴミ(53)みたいな感じです」と言われてよく意味が分からなかったけど最後は「これからも頑張ります」と言っていて、偉大すぎた…。個人的には自分が行った会場の中で一番音が良かった会場でしたちなみに2階席。以下お祝いの流れ。アンコール曲始める前に、OTが定位置に付かずにステージ真ん中に立ち、マイク通さず(生声!これはこれで貴重なもの聞けた)メンバー紹介。礼さんも生声で民生さんを紹介、するとべらぼうに華麗な♪ハッピーバースデーのイントロを弾くゆうたさん。礼さんが「皆さんご一緒に」みたいな呼びかけをして「ウオー!歌うぞおおおお」てなってたらOTが永ちゃん歌唱でハッピブァ~スデ~~と歌い出したよ。照れてる~~~!!かくしてる~~~!!カ~~~~~ッッッ!でも最初だけであとはお客さんみんなで歌った~~歌声が揃いすぎてた。でぃあたみお~~♪の後の「ハッ」の歌い出しを分かりやすく歌ってくれたMRYが尊かった…。そしてケーキ出てきてちょっと食べて「口の中があまい!!」とだけ残してアンコール一曲目へ~~~しびれた!!!!!

 

180526/神戸国際会館
3公演目にして、こんな頻繁にOTに会える生活を続けてていいんだろうか…ダメになるぞ…?という感覚。言い回しを忘れたけど、「アルバムとかツアーやる時期めちゃくちゃだけどこれからもやっていくので(?)見ててください」…?みたいなぐっとくることを言われたのでこの先もずっとOTに心臓を捧げることを誓った。この日はご機嫌というかふわふわしてた印象。ふにゃふにゃの声でバイバイって言ったり、クッション両手で胸の位置で抱えてソファに寝転がるなどの所作が見られた。寝転がったOTの髪の毛をもじゃもじゃする湊さんー!そーいうところだぞ!!みなてぃ!!本編終わってM→Tの順でドアの向こうに帰って行く時、MのあとをつくTがMのうしろ手?下半身(???)をわさわさ触ってMも触り返してた(表現力の限界)。

 

180608/中野サンプラザホール
歴史あるホールで見られて良かったしOTも思い入れがありそうだった。ゆうたさんと礼さんのモーホー疑惑が出たり、OTとサンプラザ中野くんさんが同棲(同棲とは言っていない)していた過去が明かされたりして色々と捗る回だった。今ツアーってなんかセトリ曲以外にふいにポロっと楽器弾いちゃったり歌っちゃったりそんな場面がたくさん見られてうれしい。それだけリラックスしてやれてるのか楽しくて弾いちゃうのかとにかくOTの発信するものは全てありがてえありがてぇ、と感じた。会場にミラーボールがあり、いどみたいぜの「いどみたぁぁぁ〜〜い」のところでパーッと回って世界をキラキラに照らした。

 

180616/滋賀県立文化産業交流会館
端的に言って体育館だった。ステージも狭くてこじんまりとした印象だったけど始まってしまえばそらもう手の届かない雲の上の存在なんだということを見せつけられました。OTの気合い感じました。私が行った公演の中で唯一さすらいが聴けた日。あとこの日の最強のこれからのギターソロは感情が爆発してたように感じて目が釘付けになった。わりと大人しめなお客さんに対して「今日のお客さんは静かか?」「いいと思います」「聴いてくれてるのは動きを見ていれば分かる」とかOTなりのおもてなしを感じて嬉しい気持ちになりました。琵琶湖に落ちた携帯を拾うために3mくらい潜ったことあるというエピソードを教えてくれた。どれくらい前の話なんだろ?退場した後に扉から手だけ出してバイバイしてくれたのがたまらなく愛おしかった…。

 

180617/日本特殊陶業市民会館
前日の滋賀と打って変わって、初っ端から「ここは飲み屋か?」「今日祭りあるの?」と言われる。そんなに賑やかしかったかな?礼さんとお客さんがふつうに野球の会話してたwこの日はついに湊さんが声を発するのを聞けた。しかも「奥田民生!」とOTを紹介した。最高の日だった…。鋭い表情でギター弾いてる途中に、前の方のお客さんにふいに笑いかけるのを目撃してしまいしんだ。この日は下手の端の席で音の聴こえ方がイマイチだったりステージで見えない部分があったりしたけど、キャイスイヨク〜で激しく弾いてるときに背中を眺められて至福のときだった。OTの名古屋弁に対する理解が浅くてかわいかった。

 

180623/長野市芸術館
綺麗なコンサートホールだった。OTも「良いの出来ましたね」と言っていた。自分的最終日にして一番良席だったので結論だけ言うと最終的にわたしはたみおさんと幸せになった。ハッピーエンドでしたどうもありがとうございました。ギター弾きながら前に出てくるところで生々しさがすごくてOTて人間なんだなーて思った。照明が明るいとサングラスの奥の目も見えた。その目は常に色んな角度を向いていて、その中に自分も入ってるのかなと思うと逃げ出したくなった。愛する人よでOTと礼さんがソファに来ると、目を動かさなくても視界にMTRYが収まって、なんて贅沢な光景なんだと…震えた…。この日は話もあまり広がらず(言い方)、MC少なめで洗練された理想のライブだった。解体ショーではいつも寂しくなるけど、清々しい良い気持ちになることができた。

 

ツアーは終わってしまったけど、形に表せない沢山のものを与えてもらったのでそれを大切にもってなんとかなんとかやっていきたいです。景色を眺めて考えたりしない。明日も目の前に道は続いている。
そして10月の武道館はまじでまじでもう本気出して行きます。ずっと本気でライブ行ってますがまたこのツアーを超えてくるであろうOTを目の当たりにする体力を付けておきたいです。
MTRYのみなさま本当におつかれさまでした。ありがとうございました。

180407/TRICERATOPS “MIRACLE GLITTER TOUR”

昨年、20周年の活動が終わってから制作期間に入ったトライセラの久しぶりのツアー。できた新曲2曲を提げ、新旧の曲を織り交ぜたセトリでもんのすごい満足感を得ました。トライセラのライブはいつだってハズレなし。今回は諸事情でチケットをとるのが遅かったので入場するとすでに人がたくさん入っており、上手側には何故か背の高い人もたくさんおり、視界の良さに重点を置いて下手側にスタンバイ。いつもだったらとにかく和田唱の近くへ、と考えるんだけど止むを得ず。結果、端の方からだったけどとても快適に見ることが出来てよかったです。ライブ中しょうくんが明らかに前の方のお客さんに目線を送ったり指差したりのファンサを見るとうらやま歯科〜!とはなりますがしょうがない!ま〜〜たそゆことする〜!好き!一曲目、いきなりFeverで幕開け。大好きなんだが?!?!!!という気持ちで頭が溢れそうになり全身がプルプルするのを感じました。初っ端からありがとう!と叫びたくなった。続けてMilkと、1stアルバムが出た1998年から20年を記念して、と演奏されたオレンジライター。いつだって体が欲しているのはこの骨太な音だなあ!!!…と実感して染み込ませるように聴いた。間髪入れずThe Captain。歌い方アレンジされていたしテンポも早かったような?「たった一つの業〜!」のところを「業っ!」と切るように歌っていて勢いがあってかっこええ〜〜!このあたりで「ペースダウンして新し目の曲から」とパンプキン。和田さんにうっとりしたいわたしにピッタリのうっとりソングなので大好きです。よしふみさんと林さんがはけてしょうくんが一人舞台に立ち、New Loverを弾き語り。選曲いかつ…ッッ?!?気だるさがたまらない好きな曲なので、初めて生で聴けてびっくりしました。できればコーラスありで聴きたかったけどすごい収穫でした。弾き語りで何曲かやりましたが3rdアルバム大好き芸人なのでuniverseが一番嬉しかったです。この辺りでキーボードを準備して曲を始める前に長めのMC。今日はトライセラの演奏と関係無いところでどこからかズンズンズンズンとビートが響いてくるので気になっていたんだけど、本人達も気になってたらしくてその話になった。ボトムラインの下の階にあるBLカフェでもライブをやっているらしくそこからの音だったんだけど、はじめは何が鳴っているのか誰も分からずいろんな憶測が飛ぶ。(以下ニュアンスで→)どこから聞こえるの?地下鉄?そんなひっきりなしに動いてるの?カフェってこんなに速いビートじゃなくてもっとロハス系の音楽がやってるはず。だいたい男女二人組。(偏見)
なにかの話の終わりに林さんが「ありえる」と発すると「アリエール」と変換された。すーぐダジャレ言う。唱「エリエール」。エリエールってなんだっけ?→ティッシュだ→ティッシュなに使ってる?俺はジャケ買いクリネックス、とティッシュ話が膨らむ膨らむ。花粉症つらい。鼻水が出るのではなく封鎖型。鼻が詰まっている。と訴える唱くん。あと、どういう流れかさっぱり忘れたけど「マネージャー」という発音の言葉を文字にすると「マネジャー」になるのがすごく違和感、気持ち悪い、というようなことを林さんが言ってた。何の話?曲いかないのかな??
やっと曲へ。ドラムベースキーボードの編成でGuatemala。んあああ〜〜と腑抜けた声が漏れそうだった。恍惚…3人の声の重なりが最高のやつ。2020も毎回聴きたいやつだから嬉しかった。再びギターを抱えて新曲お披露目タイム。新曲だから、ちゃんと歌詞を見てやりたいとしょうくん。\いいよー!/(←心の声)乱視で床に貼ってあるカンペが見えにくいので(みんなの顔はちゃんと見えるよ☆とのこと)秘密兵器を使います…と装着したのは、、メガネ!MEGANE!!glass!!!え!あ!あひゃ?!?いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーびっくりした。めちゃくちゃに顔面と髪型にマッチしててカッコよくてビックリして女性ホルモンが踊り出した。比喩じゃなく目がハートになった。あッッへえ〜〜〜〜???そういう??の、あるんだ????そういうコーナーあるんだ??動揺していると新曲でしかも私のお気に入りの方が始まってしまうので平静を取り戻したかったけど無理だった。最近のほら、前髪を真ん中で分けてオデコを見せるヘアスタイル?が?わたし的には不評だったけど?謎解けたーーーあーーーーーハイハイ(理解)(納得)ってなった。この髪型にはメガネやん。正解はメガネやん。完成形やん。完全体やん。世の男性の頂点やん。わだしょうの顔面に合いすぎて全ワイが惚れた。で、ですよ。グリッター。ラジオで初OAされてからというものずっとこの曲に恋してました。音源欲しすぎて辛かった。キラキラ〜て歌詞でも言っちゃってるしタイトルになってて何の捻りもねえけど理屈じゃなく躍らせるってこういうことなんだな〜〜目に浮かぶもん。この音楽が流れれば夜だしミラーボールだし飲酒だもん。艶やかな声とこのグルーヴで、え?どうしたいんです?今夜どうなってしまうんです??そんな音楽がメガネわださんから発せられてるんだよ?責任を取ってほしいな。ドラムとベースもやばい、やばいって3文字で表して良くないけど気持ち良さしかない。責任を取ってほしいな。とりあえずcd爆売れだなあ。もう一度この時に戻りたい。次からの曲はメガネ外してしまったのでより一層特別な時間となったグリッター。made in loveは久しぶりに聴けて嬉しかった。ラズベリーもそうだけど「うまくいくはずさ」という安易な言葉でも薄っぺく感じない、無責任に感じないのはしょうくんが歌うからだしトライセラの音楽に乗ってるから素直に受け取ることができるんだなあ〜。going to the moonの演奏とお客さんの熱量も毎回すごいものでもっと大きい舞台で聴きたいなあとか贅沢な夢も見てしまう。アンコールでもうひとつの新曲、MIRACLE。この曲も歌詞カンペを見るということでメガネ再び。ただ物販のTシャツに着替えていたので、破壊力は衣装の時の方が凄かった…。エグい過去もあったという正直すぎる歌詞を聴くとヒリヒリするけど全部ミラクルと歌いきれる強さとか覚悟とかが尊い……バンドっていいな……(大の字)ラップ(?)のところ最高にsuki。これからもライブでやり続けてほしい曲。聴きたい。最後はトランスフォーマーでここにいる全員の幸福度が100%を振り切ったところでライブは終了。いや〜〜〜間違いなくここが世界で一番最高な空間。何回聴いても飽きないトランスフォーマー。盛り上がる系で聴きたい曲もっともっと沢山あるけどまあ結局これだわ☆てなる音楽の説得力。毎回最後に「次会う時までお互い元気で」みたいなニュアンスの話をするじゃないですか〜、それがめちゃくちゃ体に染み渡って活力が湧いてくる。トライセラの3人見てるだけでにこにこなる。もはや赤ちゃん(違う)。とりあえず新曲のCDは物販で手に入れて満々満足だけど本当のリリースは5月なので爆売れ必至。みんなで聴いてハッピーになろう!!!!!!!!!

TRICERATOPS/GLITTER/MIRACLE - TOWER RECORDS ONLINE

 

29歳になったので奥田民生1stアルバム「29」を語る

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本日、29歳になりました。1995年、民生さんがソロ活動を始めて最初のアルバムを発売した年齢です。その名も「29」。29歳だったから29。この安直さ……「民生さんらしい」なんて分かってるふうなことあまり言いたくないけど、特にその理由にビックリはしないのでそういうことなんだろう。民生さんが決めたことならファンはこれから「29」という数字を意識して生きてしまうこと必至なのです。もれなく私も、なので、29歳になって改めてこの名盤と向き合ってみました。あ、最初に申上げておきますと「名盤」です。とりあえずOTのアルバムって全部名盤なんですけどこれはまた格別です。王道のような、変化球のような、掴みどころのないような、心が掴まれっぱなしのような、なべつかみのような、そんな魅力しかないアルバムです。全体的には暗くてゆったりした印象かもしれないけど、とても刺激的です。あとレコーディングミュージシャンがなんかよくわからんけどアメリカの凄い人たちです。スティーヴ・ジョーダンさんなどレジェンドです(雑な紹介)。では、95年4月のROCKIN’ ON JAPANのインタビューを参考にしながらただダラダラと曲の感想を書いていきます。

 

「674」
1stアルバムの第一印象が決まる大事な一曲目。いきなり、これOTの声なのかな?と感じるようなとぼけた歌声と、まがまがしい歌詞が耳に飛び込んで来て引き込まれる。「ああいっそ」の部分の声の重なりに注力して聴くとOTの声に飲み込まれそうになる感覚があじわえます。「だらだらだらけのばかやろ〜」で思わず自分のこと言われてるように感じてビクッと。「だけどムナシさは知ってる」などと歌われると、虚しいという感情もなんだかすてきなことに感じてしまうのです。

「ルート2」
聴けばわかるやつ。音よ。音ですな。文章で説明するのは無粋。どっしりと構えた熱狂しすぎないロックンロ〜ル。ドラムが華だ。ライブのセトリに毎回入れといてほしい曲。いつまで経ってもわたしはこの曲のcoolさに夢中です。インタビューで、この曲を一緒にレコーディングしたミュージシャンについてOTは、「やっぱクールですよ、とにかく。もう何やっても余裕に溢れてるよね。まあ音楽はそうじゃないと」と言ってます。音楽はそうじゃないといけないのです。あ〜〜…かっこいい〜……。歌詞もかっこよくて好き。無茶苦茶にちょろくて申し訳ないんですが歌詞に「おれ」って入ってるだけでかっこいいと感じてしまうかっこいいのハードルが底低な人間です…。かっこいいからしょうがない。「頭の中がらんどう」の「どお〜」の歌い方が、グッとなるポイント。好き。

「ハネムーン」
「あなたが憎くてたまらない」の「に」の力の入り具合に心がざわざわします。独特な雰囲気がむんむんと立ち込める。端的に言って脳内麻薬。これまた歌詞が陰気で耳が釘付けになる。もったり演奏される音がどんどん自分の中に積み上がってきて心地よい重みとなります。「ああ ああ ああ ああ」のところは言わなくても分かるだろうけどたまらないポインツ。耳溶ける。

「息子」
お父さん何周目の人が書いたのか?自分のこどもがいるわけでもない20代のOTが生み出した名曲。軽快なアコギのリズムで始まり壮大な世界が広がってどこにも着地しないまま、歌声が宙に浮いたまま終わるような曲。全編にわたって、歌詞に力を入れていない、言いたい事はない、書くのがめんどくさい、嫌、とまで言っているうえで突き刺さる言葉たちをこれでもかと畳み掛けてくる。「おなかがすいたらすぐ忘れるくせに」の一文がなんとも愛おしいです。

「これは歌だ」
もはや詞を書くことを放棄してるし「(テンポ遅すぎて)なんで止まらないのかな?」「間違えてんじゃねえかっていう一歩手前」とまでOTが言うほどのダラダラ加減。なのに琴線に触れまくりなのはなぜ。実際作詞に煮詰まってたらしく、「バーーッてなったんですよ」とインタビューにもありましたが、バーーッてなってできたにも関わらず、投げやりさも破壊力に変わっている。破壊力すごすぎな曲。こういうときこそ書き手の本質が書かれるのかな?て思ったりするけどやっぱりなんかはぐらかされてる感じがする。夢中です。

「女になりたい」
なんじゃこりゃ?と思っていつのまにか何回も聴いている。またいつもとは違う表情を持ったクセのある歌声。「お前がいないとこっちは普通」がなんかおもしろくてすこ。適当に含みを持たせて「Yeah…」で終わるところもずるい。

愛する人よ」
わたしの好きなOT曲で常に上位です。まずイントロかっこよくてあがる。「簡単簡単ベリーグー」の語感がOTの口からスルスルと出てくるところが心地よい。「昔の夢はいちおうスター」でポコポコ聴こえてくるパーカッション、はい好き。「あんまり上手じゃないマイウェイ」の歌い方、はい好き。「陽がまた昇る」からの優しい光に照らされたようなメロディにグッときて、「とぼけてる顔で実はがんばっている」の歌詞に唸って、「愛する人よ何処へ行く、僕を残して何処へ行く」で哀愁〜〜!てなって、たまらんギターソロが鳴る。流れヤバっ。インタビュアが「この歌詞にあるような人物像が民生くんの作品にはよく出てくるじゃないですか。わりとポツンと居てそれをクールに引いて見てる、みたいな。これは基本的な民生くんの世界観なんですか」と聞いており、それに対してOTが「う〜ん、というか一種の手法でしかないんですけど。」と答えてまして、唸った。うお〜〜〜〜その手法にまんまとハマってるなあ…わたしは…!!!!!

「30才」
モヤがかかっているような景色。遠い記憶のような、妄想のような。ふつうこんな曲アルバムに入れるか?とOTの頭の中の謎さをひしひしと感じる。なにが30才なのかも分からないけど、OTがインタビューで「くだらんところが多い良さ」を語っていたのでこれもなんだかアリになってしまう。OTが生まれて初めてキーボードで作った曲ということで、それだけで価値があるらしいです。

「BEEF」
外国の音楽ステキだ。それを目指して、真似して、自分のものにできてしまうのがOTの才能だと思います。なんとなくできるわけでは絶対ないし努力や試行錯誤の賜物と思いますが、できちゃった風なのが魅力。聴けば分かるやつ。歌声も転がってます。OTがスティーヴ・ジョーダンのドラムに惚れ惚れして浮かれてるのが伝わってきてこちらまで嬉しい。ゴキゲン。ずっとやってほしい。

「愛のために」
1stシングルにしてミリオンセラー。華やかでキャッチーでこれは売れますわ…!曰く、普段だったら何曲に分けるほどのアイデアが詰め込まれているとか。強気なOTは頼もしすぎて眩しくて、わたしは腰砕ける。グッとくる要素が詰め込まれている、まずイントロで血湧き肉躍る感じな。「いちいち道草していこう」の声の重なりもよいし「ワールド オブ ワールド」の高い声だすときの「ワ」がよいし。「陸海空いろんなところからどこでも駆け付けましょう」なんのために?「愛のために」。んぎいいいいいいいいい…かっこよすぎ…………。

「人間」
歌い出しの声がこそばゆい。余計なものは身に纏っていないほんとうの歌という印象です。やっぱり広島って贔屓されてていいなーと思います笑

奥田民生愛のテーマ」
今ではむしろおなじみになってしまったけどアルバムの中で唯一全部のパートをOTが演奏してる曲。「〝愛のテーマ〟ということで片づけようという(笑)」なんて言ってますが、ちょ、片づけられないよ。わたしの心乱されっぱなしだよ。こんな曲名付いてしまったらそれはもうわたしの世界の愛のテーマになるしかないじゃないか〜〜〜〜〜〜うあ〜!!!!!!!!!!!めちゃくちゃに好きです。やっぱり歌うことって愛なんだな、と思います。たみおさんが歌を歌うこと自体が愛なんだなと。そう思うともう、何でも乗り越えられますわたしは。どうかいつまでも歌っていてほしいです。どうかいっしょに歌って。

 

改めて全曲をじっくり聴いてみてやっぱりたみおさんって天才だわ、といつも通りの着地点に行き着いたわけですが、ここまで書いてきてこのアルバムを素晴らしいと感じて愛聴する自分の感性はなんだか誇らしいものに感じてきました(自分なんもやってない)。現代のバンドに詳しくないですが、30近くでこんなかっこいいことしてるミュージシャンいないだろうなあと思います。奥田民生になりたいガールとしては29歳で(もちろんもっとずっとずっと以前の年齢のときから)すでに人間として雲泥の差があるなと改めて実感できましたが、いつまでもたみおさんを心に置いて、目指して進んでいきたいです。と同時に奥田姓がほしいという目標もあるのでどう頑張っていいか分かりませんががんばりたいです。

 

次のツアーで「29」の曲も聴けたらいいなあとちょっと期待してます。