時々はぼんやり考える

ライブの感想など

190222/題名のいらない音楽会

それは突然の告知でした。

ギイちゃん弾き語りイベント出るんだあ。見に行こうかね………ん?!??!?桃野サン?!!?と目を疑った…!今まで接点もなにも考えもしなかった推し二人が出るイベントがしかも名古屋であるということで始まる前からメンタルブレイク状態で見に行きました。sun set BLUEは昨年9月に初めて桃ちゃんの弾き語りライブを見た(記事書いてないが)ライブハウス兼バーで、その時の印象ではかな~りゆったりしたテーブルと椅子の配置で大人な雰囲気で距離感近くてドキドキ☆な会場。でも今回は開場時間近くに向かうと、なにやら地下(お店は地下にある)へつづく行列…うろたえながらなんとか入場すると、前回の様子とはまったく違うギチギチに配置された椅子(自由席)…!50くらいか…?お客さんいっぱい入るんだなあ…とびっくりした。

一番手、ギイちゃん。これは事前にツイッターで告知されていたので心の準備できていた。いや、できとらん。赤スーツでなく、白トレーナー、シャカシャカジャンパーに黒スキニーという出で立ちで、口にカポを咥えながら登場。手で持てばいいでショ!口を魅せるな!(怒り)前髪で目を隠してアウェイで心を閉ざしてる雰囲気むんむんで興奮しました←「水野ギイフロムライブハウス」「普段はもっと違うところにいて…」「君のことが敵に見える」みたいなことをボソボソと言って、や、闇~~~!闇を抱えておるよこの子は……と思いながらにこにこしてしまいました。眠れぬ夜~、アディーハディー、WENDY、地獄のメロディ、すれちがいのワンダー、正しい夜明け、などを聴けた(なにか抜けてる気がする)。正しい夜明けは歌い出す前の息を吸う音が聞こえ、張り詰めた空気のなかでアカペラで歌い出す。完全にギイちゃんの歌声だけが聞こえる世界が愛おしくて、時間が止まったようでした。ライブがすすむにつれてこの状況にも慣れてきたようで、前髪を分けてキラキラしたお目目をのぞかせてくれた。爆音のライブハウスでの強気なパフォーマンスでは味わえないような、緊張も不安もすべて伝わってくる生々しい歌声が聴けて貴重なライブでした。ギイちゃん、歌がじょーーーずっ!

2番手はthe campのイトウTHEキャンプさん。小説を引用した語りをして、自然な流れで演奏にはいるスタイルは、3人の中で一番世界観あってギターうまうまだった。絶品という感じ。この会場と雰囲気が合っていて、ファンだったらこりゃたまらんだろうなあと思った。よいライブをありがとうございました(拝む絵文字)…。

3番目、桃ちゃん。2人目のお目当ての登場に、なんだかお得感満載だ~来て良かった~~~と状況を噛みしめた。間近で見る桃野サン、スラッとしていてとてもかっこいい。先ほどのギイちゃんとの顔面偏差値の差がえぐいけど今は桃ちゃんが一番かっこいい!本当!とうきょうたわー、アンドロイド、マザー2、愛飢えを、あなたまじっく、ナンバーガールのカバーで透明少女(とても熱を持って再結成の話をしてたけどあまりナンバーガールに馴染みのあるお客さんがいなくて残念そうだったw)ぼのぼのするなどを聴けた。アンドロイドのくすぐったいような歌声と曲調すき。愛飢えをはツイッターに書かれている内容からみて桃野サンにとって大切な曲なんだろうな~と勝手に妄想しているので、前回聴いたときより心のこもった力強い歌声に感じた。マザー2は自分のこどもを憎く思ってしまうお母さんの気持ちに寄り添って作ったという曲、初めて聴いて解説を聞いたときはぜんぜん理解できなかったし、なんで作った???という疑問が強かったけど歌いつづけるってことは何か意味があるのかなあと無理矢理なっとくしながら聴いている、曲調はとても好き。アナタMAGICは久しぶりに聴いたモノブライトの鉄板曲!弾き語りだけどモノブライトのライブ行ってたときのこと思い出して感情揺さぶられまくった。今のスタイルも素敵だけど、バンドが恋しくなってしまった。もう、こんなにかき乱されて、、責任とってほしい!(?)最後の曲はbonobonoする、で、「ぼの!」「ぼの!」の合いの手を練習させられて笑いに包まれる。この、お客さんが心から楽しんでる声を引き出せるのが桃野サンの力だなあ。トリということでアンコールがあった!やったー!山田テルヲゾンビをやるというので、今度は「フワッフワッ(裏声)」の練習をさせられる。大いに盛り上がりました。大満足!このライブが始まる直前に、3月にある名古屋のサーキットイベントへの出場が決まったということで告知してくれた。次々に予定が埋まっていって嬉しいなあ。応援していくほか無い。

終演後。桃ちゃんが物販始めたけどデモCDは以前買ったし、それ以外売ってるものが無いので行っていいか迷ったけど、会話目当てで並んでるお客さんもいるっぽかったので(強メンタルすぎん?)、書いてきたお手紙渡そうと思って行った。前も思ったけど対面すると高身長とガタイのよさをより実感できて若干威圧感あるけどめちゃカッコいい。ふつうに恋する。ただのガチ恋勢と成り下がる。しゃあない。しゃあない(言い聞かせる)。「今年は(という言い方だったか忘れたけど多分そう)バンドスタイルも考えてる」みたいなこと教えてくれた。ウワーーーついに!?!なにそれ絶対見たい!!!と思ったと同時に、前やってたバンドじゃないんだねーーと若干のさみしさも感じたけど多分バンドで歌うボーカリスト桃野は最高。早く見たいけどこのひとりスタイルもこの先大切に見ていきたい。そんなふうに思いました……。握手もしていただき桃野サンのやさしさにほくほくしていると隣のビレッジの物販でマネジャーが「CD購入でチェキやります」とか言い出したので、手のぬくもりが消えないうちにそそくさと会場を後にした。ギーチャンとのチェキ……そんな眩しい体験したらもう精神がもたない。今日はお腹いっぺえだ…と思いながらかえりました。このライブを企画してくれた方、誰か分からんけど大感謝です。いい日でした。