時々はぼんやり考える

ライブの感想など

180821/ビレッジマンズストア「YOURS」アコースティックライブ&特典会

ビレッジマンズストアの1stフルアルバム「YOURS」が8/22にリリースされた。それに伴いタワレコでアコライブと特典会が行われるということで参加してきた。

 

特典会というのはアルバム購入枚数によってサインが貰えたり2ショットチェキが撮れたり全員と囲みチェキが撮れたりするというので今までそういうイベントに行ったことがない人間からしたら勝手が分からず不安しかなかった。アイドルのやつじゃん!!!!!!!この気合の入ったアルバムの売り上げのためなんだろうか、全く同じ商品を複数買わせるのはちょっと不満があったけど毎度インストアイベントに参加してはサインはわりと頂いていたので、チェキ…欲しいな……(自分が写る必要性があるのかが謎すぎるが…)と身の程知らずな欲を抱いて事前に2枚予約した次第。

 

当日は有休を使って昼過ぎにCDを買いにいくと、タワレコ近鉄パッセ店の邦楽コーナーの大きめの区画にMr.Children!、back number!、そしてビレッジマンズストア!と並んでいたのでちょっと感動しちゃった。時間が早かったためかCDが並べられているだけでポップなどが飾っていなかったけど後ほどいろいろ飾り付けられていたので名古屋市民全員買え(過激派)となった。CD買ってイベント参加券をもらって、あまり勝手が分かってないので訪ねると18時からなので30分前くらいに来てくださいと言われて時間をつぶす。17時半すこし前に再びタワレコに来店、したらもうお客さんの列が屋上への階段を登り始めてるやんけ!!!!(この店舗のイベントスペースは屋上にある)あんなに時間に余裕があったのにちょっと出遅れたけど屋上着いたら前から3列目くらいの場所に立てた。この時点で50人くらいいただろうか、ぱっと見で数えたので正確ではないけど。このライブは観覧フリーということで終ってから後ろ振り返ったら結構人いた。

 

18時になりいつもの登場SEが流れる。アコースティック編成は初めて見るのである意味貴重だった。5人とも着席。最近髪を切ったというギイさんを初めて拝んだのだけど、短めの前髪で顔面がまるだしの爆裂イケメンだったので後ほど特典会でこの人に接触するのかよ…端的に言って不可能だと察した。「なに、この電気使っちゃいけない感じ」「このていたらくよ」と言ってアコギを掲げる。「俺はちょっとかわいいな、とも思ってるんだけど」。この人たちおとなしい演奏のライブできるのかなあという疑問。大きい音もジャンプも禁止されてるけど、一つだけ制限されていないものはお客さんの声です、というようなことを言って始まったライブ。みつるさん、喉壊れない?大丈夫?てほどお客さんを煽る。目がイってた(褒め言葉)。確かに演奏は控えめだけど熱量はいつものライブそのもので、ライブハウスですぐバテる悲しいわたしにとっては心地よいものだった。少し風が強いけど心配していた雨も降らず、快適な空間。ギイさんはたまに感情が抑えきれなくなったように演奏途中でもフラッと立ち上がってマイクを持ってステージの前の方に出てくる。アコギも床に置いてしまう。鬼気迫るようなひりひりした歌声は、音数の少ない楽器の中でいつもより不純物の混じっていないように聴こえた。新アルバムの中で気になっていたアディーハディーも披露されて手拍子したりフ―!て言ったり楽しい。他には正しい夜明け、眠れぬ夜は自分のせいをやった。他は忘れました(ポン&コツ)。あまり見る機会の無いみんなの着席演奏スタイルの感想、岩原さんは男らしく足開いたり組んだりギタリスト然としており、ジャックさんも淡々と自分の仕事こなしてます感、ギイさんはなぜか内股、荒金氏は優等生感。みつるさんはニッカニカ笑顔になったり目が怖くなったり表情がころころ変わって普段のドラムセット叩いてるときと同じような雰囲気。ライブ終わって次はライブハウスで会おうみたいなニュアンスのことを言ってさっさと去るギイさん。荒金さんがはけるタイミングを伺っているように見え、ギイさんの後についていくのがかわいかった。てか荒金氏かわいい(顔が)。まだどことなく4人から一歩下がってついていってる感があって応援したさしかない。みつるさんはやっぱり最後まで残って、お客さんにありがとうって言ってはけた。小柄で髪の銀髪で赤いスーツでくびれがキュッとなってて後ろ姿がアニメのキャラみたいだった。

 

ライブが終わり、特典会に参加する人だけが集められ列を作って屋上から降りて店舗内へ誘導される。その時にわりと先頭付近にいたのですぐ自分の番が回ってきそうで緊張で心臓が活動をやめたがってた。店舗内の一画で待たされる。とくに目隠しなどされていないので一般のお客さんがガンガン見てくる。公開処刑やん。そこへビレッジお兄さん達登場。すぐそばに立つ真赤なスーツ集団はステージ上で見るより異質で現実味無かった。おいおいビジュアルがよすぎんだろ…困惑…。んで一人ずつ順番にスタッフさんに参加券を渡して受けたい特典の種類を告げてチェキなりサインなりしてもらう工程。ゲー出る。一人目の女の子がめちゃくちゃ可愛くて緊張してる素振りも見せず涼やかにギイさんと2ショットを撮っていたのであと数名で自分なんかがあの場所に立つのが申し訳無さが際立って自尊心がしんだ。あっという間に順番が回ってきてスタッフさんに「ギギギギさんでお願いします」と伝え、ギイさんが「こっちおいで」(激甘ボイス)と言ってくださり鼓膜が破れたところから記憶は無い。「汗ビショビショなんよ」って2回くらい言われて、話かけられている?!??!と気付いてこんなかっこいい人に話かけられるなんて非日常すぎてビックリして「ビショビショで大丈夫です(?)」と返したくらいしか言葉は交わしていないのにギイさんの声で頭がいっぱいになって脳の許容量越えた。わたしの右隣に立ったギイさんはむちゃくちゃに体を密着させてきてどうしていいか分からず受け止めきれずにわしの体はどんどん左にそれて出来上がった写真を見ると体が斜めってた。慣れてなさまるだしで情けない…。「がたい」を感じて鼻血でそうだった…………なんだこれ…なんだこの夢の体験…夢小説かな?????距離感0はだめだって!!!芋には無理!!!!て思いながらいつの間にか撮影場所から去って移動して写真が浮かびあがるのを待たされた。荒金氏のすぐそばに立ったので何か声を掛けたかったけど緊張して無理だったしそういえばギイさんにも言いたいことあったけど何も言えなかったこの無能!!!!!!!!出来上がったチェキはみつるさんが渡してくれてこのイカれたイベントは終了しました。とにかくギ様の左半身の感覚が忘れられなくて(やめろ)どうにかなりそうだった(やめろ)というか実際なった。本当にありがとうございました。屍。

 

そして肝心の新アルバム、「YOURS」の感想をかいつまんで書きます。この勢いのあるアルバムにふさわしい華やかなDon’t trust U20で幕開け。サーチライトは先行してMVが公開されていたので既に聴き込んでいてお気に入りの曲。セリフっぽく言うギイちゃんの「毎晩聞こえてんだから悪いことなんてなーんにもしなくても済んじゃうんだぜ」の声色とか抑揚の付け方が完璧で夢中になる。何度聞いても飽きない。アディー・ハディーは雰囲気があっけらかんとしてるけど歌詞がつらいつらすぎる。この曲調と歌詞が合わさった時の破壊力すさまじい。ライブで聴いて泣きたい。これを胸を張って歌える、演奏できるビレッジお兄さん全員抱きしめたい。UTAUTAUのギターかっこいいいいいい。最後の住人が一番大好き……言葉で表せないこれはもうとにかくただ好き…。再録の2曲もまた新しい魂が込められたように感じてこれからのビレッジマンズストアを追いかけずにはいられない。去年にギターの加納さんが脱退したり、ギイさんの体調不良でしばらくバンドからのアナウンスが途絶えて心配になったり、サポートギターをしていた荒金氏が加入して新体制になったり、なんとなく不安定で目が離せないこのお兄さんたちが本領を発揮してこんなにかっこいいロックンロールなアルバムを出してくれて、嬉しくて嬉しくて毎日聴いている。もちろんツアーは行きたいんだけど絶対行くべき日である最終日の名古屋公演がOT武道館の日と被っているので早急に分身の術を会得したい……………(号泣)。とりあえず他箇所行きます…名古屋に行けないのはしぬほど悔しいけど…。全名古屋市民は最高にかっこいいビレッジマンズストアのアルバムを買いに走りましょう。

 

 

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