時々はぼんやり考える

ライブの感想など

170902/OTODAMA'17~音泉魂~

OTODAMAは行ってみたいと思っていたフェスでした。今年はユニコーンが出るということで決行。筋少も出るしでーさんもDJとして出るということでめちゃくちゃ楽しみにしておりました。

自分用メモと、ライブの感想です。一日を振り返ります。

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名古屋から新幹線で8時くらいに新大阪着。9時過ぎくらいに泉大津駅に着き、シャトルバスの列に並んで(行列だったけどほとんど立ち止まることなくゆるゆる進んでいった)バスで会場に着いたのが10時くらいだったと思う。時間はかかったけどすんなり来られた印象。入場したら物販・トイレ・クロークは使えるけど、ライブ会場に入るのには整理番号が呼ばれるまで待ち。土埃とバッタにまみれて待つ。天気がよくて、日差しが暑いので既に休憩したい気分だった。10時20分くらいに入場して日除けコーナーなるテントが張ってあるスペースにとりあえず行って一息つく。ここ以外は本当に日陰が無い。すぐ人で埋まるかと思ったけど、そうでもなく、あとから知ったけど南海電車が遅延していて開場してもたどり着いてないお客さんが多かったらしい。

10:30からDJでーさん。いつものバンドの中のベーシストという立ち位置とは違う雰囲気の、イケイケのお兄さん(表現力の無さ)がそこに居た。なんか私の苦手とする人種のにおいが…w私の中で、DJというものはただCD流してるだけじゃんってほどの認識だったんだけど、本当に流してるだけのように感じたwこれでイエエエイってなるのよくワカンネけどでーさんはかっこよかった(真顔)。 そしてめちゃくちゃ楽しそうだった。ラジオ体操から始まりなんかノれる曲(雑)が色々流れた、個人的にSMAPの「笑顔のゲンキ」が流れたときが一番上がった。姫リボ〜!!日差しが攻撃的だったので体力温存のために途中で退散した。

11:00から少し押して開演、岡崎体育くん。体育くん(OTがこう呼んでたから呼ぶ)。日除けコーナーから聴いてたけどすでにお客さんがめちゃくちゃ入ってるように見えたし盛り上がっていた。ウォールオブデスは危険なのでやってはいけないということで、(ちゃんと見れてないけど)二手に分かれたお客さんが体育くんの合図で歩いてゆっくり元の位置に戻るというウォークオブデスをやらせていた。おもろい。

11:30からまたでーさんのDJを見て(ミュージック・アワーで恋するうさぎちゃん(手で耳を作る)が見られたのでもう思い残すことは無い)、フードつまみながら12時過ぎからアルカラを見る。以前もフェスで見てMCが面白いという印象があったけど今回も面白かったし、関西弁のバンドマンっていっぱいいるけど、ボーカルの稲村さんの声は関西弁がかわいく栄えるタイプ(とは)で、よかった…。楽しいライブでした。

次のOKAMOTO’Sからやっとがっつりステージに近づいてライブを見る。OKAMOTO’Sを見るのも久しぶりだったけど、相変わらず渋くてかっこよくて渋い。既に感じる貫禄。育ってきた環境が違うんだなあ…って、分かったようなこと思ってしまう。90 ’TOKYO BOYSでの気怠いショウくんの歌声が好き、あとフード被って歌う様がとても良かったです。OKAMOTO’S終わったらまた暫くまったり過ごしてた。オレンジレンジとても懐かしい。曲分かりすぎてヤバい。

16時前くらいにKOHYOの湯の前方にスタンバってみる。既にユニコーンガチ勢と思われる人で最前は埋まっていた。ユニコーンまであと3時間以上あるが………?(人のこと言えないけど)。次のライブは16:10から隣のジャパンの湯で筋肉少女帯ユニコーンの次に楽しみにしてたのでドキドキです。だいぶ前にワンマン行った以来に見る。KOHYOとジャパンの間の柵添いにいたので、両ステージばっちり見られてこれは最高ですなあグヘヘ…と思っていました、この時はまだ。そして筋少ちゃん。登場SEが踊るダメ人間。音源流れるだけなの?ん?アレ?と思いながらもダメジャンプする。結構長く流れる…ライブやってくれよお…!なんでも、ダメジャンプは体力消耗するからSEで流すことにしたとか。ライブで聴きたかったよ…?!いやしかし…なんて素敵なのオーケン…大槻おじさま〜〜〜ぁあ〜〜…!!生きてて良かったーーーー!!!!!!と思いました。白い特攻服に893グラサンという、明らかに普通の人じゃないって雰囲気で心が鷲掴まれました…。メンバー全員そうだけどやっぱり大槻おじさまヤバ〜い。キャーでした。「暑い中で50代にライブさせるのは虐待」「30年やってきたけどロックに重みなんか無い」「重みあったら自社ビルとか立ててる」「全員死ぬかもしれない」というようなことを仰っていた。イワンのばか、カーネーションリインカネーション、日本印度化計画と代表曲(?)をキメて、個人的にはここで今日一のテンションになりました。疲れたから代わりに歌ってくれとうっちーに告げて袖に消え、モコモコボンボンが始まり、お色直し(違)で黒い特攻服に着替えて出てきた大槻さん。隣のKOHYOステージ(私がいる方)まで歩いてきてゆるい踊りを見せてくれた。うーたまらんんn、なにこの最高の日。サイコキラーズラブという新曲で殺人鬼の物語を歌うというこれまた独特な世界を見せられて、曲が終わって拍手が起こると「(こんな曲に)拍手したから共犯だ」と言われ、最後は釈迦。「♪ドロロのノウズイ〜」はオクターブ下げて歌ってたけど最後の2回は声張り上げてて褒めてあげたくなった。いいこ←。最後には「名前だけでも覚えて帰ってください」と言っていた。腰の低さよ。積み上げたアンプを蹴り倒す橘高さん、圧巻でした…。おいちゃんニッコニコの笑顔振りまいててかわいい。隣のステージも気に掛けててくれた印象。やさしい。嵐のように過ぎ去って終わってしまった筋少のライブでした。

暑さのピークも過ぎて爽やかな気温になってきたところで17:00からKOHYOの湯でGRAPEVINE。たな氏、よく笑っていてかわいいでした。余計なことは言わず淡々と曇りのないかっこよさをライブで証明してくれるバンドだと思います。この時間帯の空がとても曲と合っていて気持ちよすぎた。(眠い←)日が暮れてきて18:20からジャパンの湯でフレデリック。この時点で目薬さしても治らないレベルの霞目になっていて、長い時間コンタクト付けてたせいだと思っていたけどよく考えたら明らかに土埃、砂埃のせいでした本当にありがとうございました。オトダマにはメガネが必要!!!!と学びました!!!!!視界は終わってたけどフレデリックのライブめちゃくちゃ良かったです。隣のステージを見るという形なので激しく押されたりも無く、でも近い距離で快適に見られて贅沢な場所でした。ボーカルとベースコーラスの子がふたごということで、掛け合いみたいに歌う箇所で、歌声が溶け合うような感覚を味わえて、ツボッッ…でした…!。ヤバッ。ハンドマイクで歌う曲好き。ステージの両端にギターとベースのお立ち台みたいなのがあるのも良かった。曲調的に淡々としたオサレなライブをするのかなあと思ってたけど想像してた以上に熱い子たちで熱いライブでした。

日もすっかり暮れて、19:05からユニコーン。心臓飛び出そう〜。しにそう〜。寝てないし足棒だし腰痛いし目霞むしで色々と限界を越えてたけどここにOTが出てくると考えると気力が湧いてきた…。いつの間にかお客さん間の隙間も詰まってみんなステージに集中してる感が伝わってくる。そして登場するおじさんたち。えびちゃんの格好でざわつく。ん?。髪の毛ピターっと真ん中で分けておでこ出して大門サングラス。一回も触れられなかった。なかなか出てこないOT、一曲目、服部のカウント始めると同時くらいのタイミングで登場。こっち(上手)まで歩いてくる〜〜!ああ生きてて良かった(本日2回目)。服部で理性飛ぶのはもう条件反射になってしまった。どこにそんな元気残っていたんだというくらい声張り上げてしまう。周りもめちゃくちゃ盛り上がっていてもうなんかすごい熱気で最高でユニコーンって本当最高。「ダーティーフィフティー!」を力強く叫ぶOTすき。あべちゃんのハモリすこ。2曲目、ひまわりはイントロのキーボードが鳴った瞬間に、みんながワァッ………となった空気感がたまらんかった。よし、みんなで天界へ行こう、という気分になった。初めて屋外で聴いたひまわり、ずっと大切にしまっておきたい愛おしい時間でした…。こんにちは!か、こんばんは!か忘れたけど、思わず「こんにちはー!」と返したくなる言い方で挨拶をしたOT。涼しい時間帯ということで、気分が良いのが喋り声から伝わってきた。「太陽が大嫌い」と言っていた。「久しぶりに出ます」「また呼んでくださいユニコーンです」←?なんか変な言い方してた。3曲目、テッシーのターンでオーレオーレパラダイス。間奏でOTとあべちゃんが前に出てきて掛け合いみたいにギター弾くところで、えびちゃんも前に出てきてテッシーに近づいてきてわちゃわちゃしてた。(視界が終わってたのでよく見えなかったけどえびちゃんが前に出てきたことは確か…。)(でもこの曲じゃなかったかも…。)4曲目、えびちゃんのターンでBLACK TIGER。ステージ上の人全員かわいい。動きかわいい。一生それやっててくれ。えびちゃんの「ワン・ワン・ワンワンワワワン」に続いてOTがギターのいじるやつで「ギュン・ギュン・ギュンギュンギュンギュン」やる所が大好きなんだ。(伝われ)。5曲目、あべちゃんのターンでSAMURAI5。いよいよ記憶残ってない。ここから一気に駆け抜けて終わっちゃうのでなるべく時間の流れよゆっくりになれって思った。「♪既にそれは夢じゃないぜ」がなぜだかしみた。夢じゃない!寸劇の箇所(言い方)で、しれっとかきまZが始まる。J-WAVEのライブで聴いたときも思ったけど、音源には無い「トゥ〜トゥトゥルル〜♪トゥ〜トゥトゥルル〜♪」みたいな(絶対違うけど書き表せない…泣)(ご機嫌な歌声)のを間奏で歌ってたあべちゃん。そしてこれもどの場面の出来事か忘れたけど、投げ縄みたいにOTとテッシー目掛けてマイクのコードを振り回すあべちゃん。しばし51歳児の遊んでる様子を見守ることとなる。「なんでコードが繋がってないのに声が出るんだ」と疑問を抱くあべちゃんに、「そういうのありますよ。カラオケとかでも。ジャンカラとか」というようなことを答えるOT。ジャンカラ噴いた。ジャンカラが理解できない(知らない?)様子のあべ「ジャンカラ…?ジャンカラジャカジャ〜ン!!?」←とても無邪気な言い方。思いつい付いたこと全部言っちゃうからおじさんは。全部OTに向けてやってるし。しんど〜〜〜〜い(白目むく絵文字)。次、大迷惑、の前に煽るあべ。「次の曲はー!」「大!」ジャン!(楽器の音)「迷!」ジャン!「惑!」←たぶんこういうのをやろうとして、失敗して「大」を2回目くらい言ってた。大迷惑で絶対今日一の盛り上がりになってた、後ろのお客さん見えてないから分からないけどきっとそうであろう。曲の節目とかでいろんな動きするOT。元気〜〜!涼しくて良かった〜〜。全力な感じがとても伝わってきた、、出し切った、のかな?大迷惑が最後の曲だと思ってたらしく「ペース配分間違えた」とゼーゼーハーハーするOT…え〜〜なんかわざとらしくね?構ってちゃんか?ハヒ〜〜みたいなかわいい感じ出されてもな!?あ?!?!と思ってたら始まってしまった最後の一曲。開店休業もなぜだか野外で聴くときもちよいなあ。「♪そうね、熱海にでも」のとこは「そうね、OTODAMAにでも」。渋い声で「ぅぉおおとどぅぁまにでも〜〜」と若干ドスきかせてた。なにこれ。ライブが終わるとお客さんの色んな方向に指をさすOT。その仕草だけでたまらないよー、グッとくるよ。たみおさんの言いたいことは分からないしそもそもそんなものは無いかもだけど、通じ合った気になってしまうよ、いいよね!?!袖にはけていくおじさんたち。川西さんが上手の前の方にやってきて沢山の歓声があがった。スティックをぽいっと投げ、放物線を描き自分の頭の上を越えていってしまった。隣ステージとの間のお客さんがいない地帯に落下したので、スタッフさんが拾って小ちゃい子にあげてた。そんな光景を見てたらもうおじさんたちいなくなってた。

ユニコーン終わったら完全に夜になってた。RGのあるあるが聴こえてきた(ユニコーンあるある、仲良い)。ポリシックスを遠巻きに楽しんだ。人がまばらの地帯から遠くでピカピカしてるステージを見るのはなんかさみしい風景で、あ〜〜楽しかったな〜〜てしみじみしてた。ポリシックス終わったら花火があがり、バスに乗って宿まで帰りました(雑)。

程よい混雑と、程よいお客さんの熱量でわりと快適に過ごせました。色んなバンドがMCでこのフェスを語っていて、愛されてるフェスだと思いました。また来たいです!来年もユニコーン出てほしいな!

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