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時々はぼんやり考える

ライブの感想など

OT20



10月21日にソロデビュー20周年を迎えた奥田民生さん。
おめでとうございます!!!
こういうアニバーサリーはご本人は特に気にしてないでしょーが
良い機会なので、とにかく民生さんへの思いをぶちまけた
記事を書こうと思います。
(毎日ツイッタでぶちまけてるのをまとめた感じです)

1987年にユニコーンがデビューして、
色々あって(?)1993年に解散。
お休み期間を経て翌年の10/21、「愛のために」をリリースしました。

♪ここらへんでそろそろ僕がその花を咲かせましょう
愛のためにあなたのために引き受けましょう♪の凄さ…どう?!?
随分大口たたいてないですか、これ。
でも民生さんが歌えば何も違和感は無いんです。
太くて広くて温かい人だからです。
歌の説得力がはんぱないです。

さて!
20周年記念ということで、民生さんモデルギターとか
ジーンズとか時計とか発売されましたが……そんなん買えない……
どれだけファンのこと金持ちと思ってるんですか……
もう感覚が違うんだろうね…一般人と…

まあそれらのアイテムはスルーして
私は本とアナログ盤を買いました!!!!
いえーーーーーい!!!
レコードプレイヤーは持っていないので、この機会に買いました。
試しに昔のロックンロ~ルなんかを聴いてみたんだけど、……素敵っ…。
陶酔しました。ぐるぐる回るレコードを見つめてしまいました。
どうですかこの時代を逆行してる感は。
なんて楽しいものを手に入れてしまったんだ???

そして「OT DONUTS BURN」を手に入れました。
今までの曲から、民生さんが選曲した20曲がはいってるというこの10枚の盤。
まず「民生さん本人が選曲した」という時点で、ありがとうございますと叫びたい。
一面に一曲入ってるだけだから、一曲を大事に聴くスタイル。
はい最高。
そんでやっぱり、ご本人はこの盤のこと「ビミョー」とか
「曲は適当に選んだ」とか書いとるし。
わかります。知ってます。その言い方。
でも買いました。すきだから!ありがとうございます!

どの曲も、ラインナップ見た時点でやばい!と思ったほど好きなんだけど
特に好きなのは「音のない音」。
雰囲気とか空気感とかテンポも詞も歌い方もツボです。
ゆらゆらしてるギターと心地よいギロ(?)の音で
本当に飽きずにずっと聴いております。
聴くたびに、とろけそうです、うっとり。
詞について考えては、正しい解釈は浮かばないけど、考えてる時間が至福です。
色々考えた結果…「民生さんになりたい」…。この曲を思いつきたい。
アナログ盤で聴くと、より素敵です。先入観かもしれんけど。

ほかに、特にお気に入りなのは
「ドースル?」「なんでもっと」
「イオン」「ちょっとにがい」あたりです。
落ち着いた曲の方が、アナログで聴くと素敵度が増す気がする。
ドースルをドーナツ盤で聴くとかもうたまらんな…熱い…せつない…ギュンってなる。
落ち着いた中にも沸々と込み上げる熱が、でも一見クール。とてもクール。
かっこいい。
民生さん、聴いた人がこうなること知ってるんだろうな…。
圧倒されて、心地いいです。

今日はどれ聴こうかなって、レコードを選ぶの楽しすぎわろた。

そして本も読みました。「ラーメンカレーミュージック」
この本に関しては、感想が止まらないです。
これまでも沢山の本が出てるし、そこに書いてある生き方とか、
考え方とか、私はとても影響を受けているし、真似したいんだけど
なかなか難しい。
民生さんは全然そんなつもり無いんだろうけど、とても励まされています。

印象に残ったところをいくつか。

何か新しい試みをするとき、「やってみた」なんて、さらっと言う。
苦しかったとか辛かったとか、あまり言わない。あるだろうに。
いや、本当に無いのかも。天才だから…。
いやあるか。なんて想像を巡らせるけど、
私の考えることなんぞ全部見当違いな気がしてならない。

「良いっちゃ良い」とか「面白いっちゃ面白い」みたいな言い方をよくしてる。
物事がどんな方向に転がってもよしと思える、良い面を見つける。
とても尊敬してます。

リズム・グルーブを大事にしているところ、
ギターテクを磨くのでなく、その曲に合った楽器の音を鳴らすところ、
音にあったことばを当てはめるところ、
そういった音楽の作り方をしてるから、
民生さんの音楽はこんなにも心地良いんだと納得した。

「マーシャルアンプにレスポール」とか
「タバコはフィルターが茶色いほうがかっこいい」とか
「外国の音楽はかっこいい」とか
そういう当たり前にかっこいいものに対して、捻くれてないところが、好き!

民生さんの書く詞は、自分自身のことは書いてないだろうなと感じてたけど、
結構自分の思いが入ってるんだなあと、本を読んでちょっと分かって
嬉しかった。また違う聴き方ができると思うと、嬉しい。

色んな手段を試して、楽しさを広げようとする姿勢がかっこいい。
自分のためだけじゃなく、音楽業界のことも考えて道を拓こうとして、
「別に拓こうとしてないけど、楽しいほうが良いから」的な考えが素敵。
でも見た目にはのんびりしていて、がつがつはしていない。
サラっとこなせている風に見えて、ほんとうは苦悩の日々かも。
どんな思いをめぐらせても、
民生さんからは「そう思うならそれでいいんじゃない?」みたいに思われそう。
あしらわれそう。
存在が遠すぎる。でも身近になるよう努力したい、そう思わせられた。

「曲作るときに聴き手のとこは考えてない」
「聴いてる人に向かって歌ってるわけじゃない」と言える清さよ。
音楽をやる理由が、複雑でないところが良い。
こちらも気楽です。

気になった点は
「ソロアルバムは何か理由がないと出さなくてもいい」みたいな発言が。
えっ……じゃあ次は当分無いかな…ってちょっと凹んだ。
でも「ただCDにすればいいって問題でもない。模索中」という発言に、
まだまだ先をゆくひとだ……と。まいった。

あとは、健康面が気になる。w
まじでずっと健康でいてください民生さん。

「音楽の楽しみを感じる人が増えたらいい」
と書いていた。
いろんな方法を民生さんは見せてくれて、真似したくなる。
わたしはギターも始めましたし。
それで、これは個人的な趣味の問題だけど、
一番かっこいいのは、正解は、シンプルで骨太なロックンロールである。
それをやってる民生さんの音楽が、一番かっこいいの!!!!!

どんどん楽曲にシンプルさを求めて、最終的にどうなるんだろうか。
「かっこよけりゃいい」と言っておられるが、もうかっこいいのは山ほどあるわけで、
それでもまだかっこいいのを生み出し続けるのは
本当に凄いことだよ?!?!?みんな知っとるか?!?!

熱くなってしまいました。
とにかく私は民生さんにお礼を言いたい人生です。
でも言えないから、CDを聴いてライブへ行って音楽を楽しむのが、
それに値すると思っているよ。
生で聴きたいなあ。
20周年おめでとうございました。
これからも、勝手についていきます。